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【Jリーグ第5節】清水エスパルス☓サガン鳥栖の戦評 [エスパルス]

待望のエースの1発と共に長いトンネルを抜ける勝利。
さらにデスゴールも終わりエスパルスファンにとっては良いことづくめの1日でした。

清水エスパルス1−0サガン鳥栖

【総評】
バスの囲い込みも行われた前節広島戦から1週間。
エスパルスの名がYahoo!トップを飾ったのはいつ以来だろう。

練習を完全非公開にし、高木純平の中盤起用などニュースも飛び込んできましたが、最終的には開幕と同様の3ボランチに戻してきましたね。

3ボランチはある程度守備は安定するが、得点の匂いがほぼ皆無なので、守備の立て直しを狙っての採用だけど正直どうなるのか、まぁぶっちゃけると試合開始前から嫌な予感しかしませんでした。

しかし結果は、選手たちの素晴らしい集中力もあり鳥栖にほとんどチャンスを与えずの完封。
懸念していた得点は、シュート数6本と相変わらず迫力は欠きましたが、バレーのスーパーゴールもあり、2トップシステムという博打に出ること無く試合を終えることが出来ました。

これで長かった暗闇のトンネルを抜けこれから上向きになる・・と、素直に思えるほど内容は良くなかったけど、これがひとつのきっかけになってくれればとおもいます。

まだまだ課題は山積みですが、密かにというか結構懸念していた前田のデスゴールも終わったし、次節の静岡ダービーもこれまでの鬱憤を晴らすような勝利を期待しています!


【この試合のMVP】
決勝点を上げたバレー・・と言いたいところですが、個人的にはヨンアピン・平岡の両CBがMVPだと思います。

もちろんこの試合で完封出来たのはチームとしての集中力が素晴らしく全員の力だと思うけど、好調の豊田にほとんど仕事させず抑えた平岡、フィード面ややや危険なプレーはあったもののピンチの芽をことごとく摘み取っていたヨンアピン、この両CBのパフォーマンスは本当に素晴らしかった。

本来ならばMVPは1人なのですが、今回は甲乙つけがたいのでこの2人に送りたいです。


【河井くんとイミンスについて】
勝ち試合でネガティブな事を書くかどうか迷ったけど、この試合で気になったのは河井くんとイ・ミンスの2人。

河井くんは考えすぎているためか、右サイドでの攻撃を停滞させていた原因に。
鳥栖側が両WGには厳しく来ていたし、天候の影響もあるし、言ってもまだ2年目なので致し方ない部分はあると思うが、ここ最近はチーム事情に合わせるようにパフォーマンスが低下していたので、今日の勝利をきっかけに良くなってほしい。


イ・ミンスに関しては、正直今日のパフォーマンスだと使い続ける事自体にクエスチョン。
スタミナがあるので積極的に動きまわり、バレーがあまり守備しないぶんボランチなどにプレスを掛けるシーンなどは評価できるが・・・

雨のピッチは苦手なのか、トラップやパスなどの基本的な部分でのミスが多く、こちらも攻撃を停滞させ、さらには鳥栖側にチャンスを与える一因になっていた。

監督コメントに交代した理由は少し集中を欠いたのでとあるが、そう言われてしまうほどのパフォーマンスだった。なのに後半38分まで引っ張ったのは疑問だけど。

まぁ今日やったポジションについては、エスパルスには他にやれる選手が数多くいると思うので、他の選手を使って欲しいというのが正直な感想。


何はともあれ今季初勝利を上げれた事で、本当の意味で最悪の状態は脱したと思う。
このあとは水曜日にナビスコ杯でエスパルス同様に不振に喘ぐ川崎F戦を経て、土曜日は早くも今季3度目となる静岡ダービー。

まだまだ内容には課題が多く、ふとしたことで最悪に戻ってしまうほど脆いものだと思う。
それを自信に変えてチームが上昇気流に乗るためにこれらの試合は確実に勝って欲しい。

また目覚めたバレーの爆発も同時に期待しています!
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