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【2014Jリーグナビスコ杯予選】清水エスパルス☓鹿島アントラーズの戦評 [エスパルス]

情けない試合でナビスコ杯決勝トーナメント進出を逃す。

清水エスパルス0−3鹿島アントラーズ
16分 [鹿]土居 聖真
26分 [鹿]赤崎 秀平
93分 [鹿]遠藤 康

【総評】
結果論であることは分かっていても書くが、試合前のスタメンを見て嫌な予感がした。
明らかに点を取って勝ちに行くことを狙った布陣だったからだ。

2点差以上で勝てば自力で予選突破が決まる状況ではあるが、予選突破のみにフォーカスを当てたら点を取ることよりも、取られないことが重要になる可能性もあった。

その可能性を捨て勝利を目指すのはストーリーとしては美しいが、結果が全てであるプロとして正しい選択肢なのか疑問が残る。

たら、ればのあるプロの世界、このリスクが最高の結果をもたらせた可能性もあったと思うが、残念ながら現実は全てが裏目に出て、3点差という点差すら少ないと思えるくらい一方的な虐殺に終わった。


個々の選手は気迫を前面に出し頑張っていたとは思うが、1点取られても2、3点取りにいくような選手を選んだ割に、失点後は鳥栖戦同様にほぼ見せ場を作れる事なく、運で得たPKすらもバーで弾かれる始末。

いちおう2点差で試合を終えていれば、確率は低いがゼロにはならない。
それすらも忘れてアディショナルタイムに3失点目をした時は、ゴールに戻る気力がないほど選手が疲労・・だけならいいが、心が折られているようにも見えた。

かつて、つまらない試合や内容の酷い試合は何度も、何度も観てきたが、今日の試合は同じプロとは思えない、J2のチームとやってもここまで一方的にはならないと思えるくらい"情けない"試合だった。


この試合でチームは何を得たのだろうか。

"幸い"にもこの試合を最後にJリーグは1ヶ月以上の中断に入る。
今の時点では今日の試合で得たモノなど何もなく、ただ失っただけだと思う。

ただ、中断期間の過ごし方次第で今日の試合により得るモノもあると思う。
W杯の熱狂が終わった後はエスパルスで熱狂できるように中断期間を過ごして来て欲しいと思います。


【選手のローテーション】
前節の鳥栖戦、今日の鹿島戦でもそうだったが、後半途中から選手の足が明らかに止まっていた。

中3日で、夏日の中での連戦となればスタミナが持たないのは当然といえば当然だが、相手チームの足は止まらず、止まっていたのはエスパルスだけだ。

ホームという地の利など色々な要因はあったと思うが、連戦にも関わらずエスパルスは選手を入れ替えず戦っていた事が最も大きな要因だったと思う。
というか、通常時であればエスパルスの選手はかなり走れる分類の選手が集まっていると思うし。

中断明けは夏場にも関わらずほぼ毎週試合が続く。
期間は1週間空くので、今回ほどタイトな事はないとは思うが、過酷な環境での疲労は確実に溜まっていく。

今のエスパルスの戦術だと、他のチーム以上にハードワークしなければ勝てないどころか、今日の試合のようにもはや試合にすらならない。

なので中断明けは、選手の戦術的なローテーションしても戦えるチームに仕上げて欲しいと節に願います。

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