【2014Jリーグ第26節】清水エスパルス☓大宮アルディージャの戦評 [エスパルス]
絶対に負けられなかった崖っぷち天王山で敗戦。ついに降格へのカウントダウンが始まった。
清水エスパルス1−2大宮アルディージャ
9分 [大]ズラタン
50分 [清]本田 拓也
73分 [大]家長 昭博
【総評】
内容的には前節G大阪戦に近いものがあった。
失点してからエンジンがかかるというパターン。
G大阪戦と違うのは、1点返すことが出来たこと。
しかし同点に追いついた事で再び押し込まれる時間帯が続き、失点してからまた押し返すというコントのような内容で敗戦。
得点を上げれれば何かが変わると思ったが、失点前に戻っただけで何も変わらず。
それでも内容に関して言えば、ここ数試合の中ではもっとも良い戦いが出来ていたと思う。
決定的と思えるチャンスも何度か作れた。
しかし、内容より結果が問われた一戦で結果を掴めなかった今のチーム状況は、自分が思っていた以上に深刻なのかもしれない。
まだ降格が決まった訳ではないが、降格争いで勝ち点6に値するこの1戦を落としたという事実は、とにかく"痛い"の一言。
しかも他のライバルチームが勝ち点を上げたので、順位は一気に下がって17位で名実ともに降格圏。
最悪の未来を避けるために、チームに残された猶予はほとんど無くなってしまい文字通り崖っぷちです。
【勝負を分けたポイント】
この試合は吉田くんが累積警告で出場停止でした。
ただでさえ厳しい台所事情のなか、ここをどう凌ぐかがポイントだと思ってましたが、、、
結果的には右サイドを崩され失点し、数多くのチャンスを献上してしまいました。
しかも相手は現役大学生で来季大宮に内定している泉澤。
この大学生を相手に情けない事にエスパルスはほとんど1対1で止められませんでした。
実はFC東京の武藤レベルの逸材なのか、それともエスパルスの守備が酷すぎるのか。
というか、エスパルスは攻めの時に1対1を仕掛けられる状況下でも仕掛けない事が多すぎる。
練習でも仕掛けないから、本番で仕掛けても抜けないし、DFも仕掛けてこないから対応出来ない。
これは推測にすぎませんが、対人スキルが決して低くない選手が多いのにこんなに1対1で弱いのは練習してないからじゃないかと勘ぐりたくなります。
いずれにせよ右サイドは元紀がいるので本来はエスパルスのストロングポイントになるべきサイドなのに、そこを崩されて失点しているようでは勝てる勝負も勝てない気がします。
【采配について】
この試合の采配については?が突くような采配が多かったです。
まず、先に述べた右サイドの問題を放置した(もしくは対策したけど効果がなかった)という事。
泉澤がFC東京の武藤や横浜FMの齊藤かってくらい活き活きとプレーしてましたね。
あんだけタメを作られ、かつ交わされクロスを上げられては怖くて後ろは上がれないでしょう。
次にトシの投入について。
この時点で4バックにするためにキジェを投入したのであればまだ理解出来る。
もしくは追いついて相手が前がかりに来ていた頃なので村田くんとかも。
何でトシだったのか・・・ はっきり言って監督の意図がわからず、そして投入されたトシもいたのかわからないくらいの存在感だった。
最後に金子くんの投入について。
彼をもっと使って欲しいと書いたのは自分だけど、ここで使う理由はいったい・・・
しかも、変えたのは攻撃的な選手である石毛くん。
絶対負けられない試合で負けている状況下なので、ここで失点を恐れてブエノや弦太を残す意味がわからない。
この試合こそ前線に廣井を投入してでもなりふり構わず行くべきだったと思うんだけど。
そもそもで言えば廣井とヤコヴィッチというCBを2枚用意したのも謎。
何が何でも勝ちを目指すのか、絶対に負けないことを目指すのか、この重要な一戦を前に監督そもそものビジョンがあったのかすらも謎でした。
これで監督就任後のリーグ戦の戦績は9戦1勝1分8敗(8得点24失点)。
レジェンド相手にアレですが、解任されても文句を言えない戦績です。
ただ、個人的にはもうこうなっては監督を変えるべきではないと思っていて、もう腹をくくってJ2に落ちても監督を続けて貰うようにして欲しいと思います。
んで、責任を取るべきはフロントだと思ってます。
監督のドタバタ解任、主力選手の離反(?)、選手補強をしなかったこと。
これでフロントが何の責任も追わなかったら、納得出来ないので自分はサポーターを辞めるかもしれないです。
【次節に向けて】
リーチが掛かったけど、まだ終わった訳ではない。
次節も降格に向けた天王山である事は変わらないので、もはや勝利以外許されないですが勝利を目指して戦って欲しいです。
気になったのは、この試合の重要性から大宮の選手からは必死にやっている感じが伝わって来ました。
一方エスパルスにおいて、そういった気持ちを全面に出していた選手は何人いたのか。
ノヴァコヴィッチが叫んでいました。
チャンスを外しまくった彼の叫びはTL上では賛否を呼びましたが、気持ちは伝わってきました。
それに対して気持ちで答えた選手は何人いただろうか。
叫ぶなどしてボールを呼び込もうとした選手が他にいただろうか。
どこかしら余裕すら感じるプレーぶりに本当に現状を理解しているのかどうか不安になりました。
"メンタル"についてはゴトビ前監督がよく使っていた言葉ですが、本当に今のエスパルスには"メンタル"が未熟です。
次節は、勝利を目指し、気持ちを全面に出して戦って欲しいです。
清水エスパルス1−2大宮アルディージャ
9分 [大]ズラタン
50分 [清]本田 拓也
73分 [大]家長 昭博
【総評】
内容的には前節G大阪戦に近いものがあった。
失点してからエンジンがかかるというパターン。
G大阪戦と違うのは、1点返すことが出来たこと。
しかし同点に追いついた事で再び押し込まれる時間帯が続き、失点してからまた押し返すというコントのような内容で敗戦。
得点を上げれれば何かが変わると思ったが、失点前に戻っただけで何も変わらず。
それでも内容に関して言えば、ここ数試合の中ではもっとも良い戦いが出来ていたと思う。
決定的と思えるチャンスも何度か作れた。
しかし、内容より結果が問われた一戦で結果を掴めなかった今のチーム状況は、自分が思っていた以上に深刻なのかもしれない。
まだ降格が決まった訳ではないが、降格争いで勝ち点6に値するこの1戦を落としたという事実は、とにかく"痛い"の一言。
しかも他のライバルチームが勝ち点を上げたので、順位は一気に下がって17位で名実ともに降格圏。
最悪の未来を避けるために、チームに残された猶予はほとんど無くなってしまい文字通り崖っぷちです。
【勝負を分けたポイント】
この試合は吉田くんが累積警告で出場停止でした。
ただでさえ厳しい台所事情のなか、ここをどう凌ぐかがポイントだと思ってましたが、、、
結果的には右サイドを崩され失点し、数多くのチャンスを献上してしまいました。
しかも相手は現役大学生で来季大宮に内定している泉澤。
この大学生を相手に情けない事にエスパルスはほとんど1対1で止められませんでした。
実はFC東京の武藤レベルの逸材なのか、それともエスパルスの守備が酷すぎるのか。
というか、エスパルスは攻めの時に1対1を仕掛けられる状況下でも仕掛けない事が多すぎる。
練習でも仕掛けないから、本番で仕掛けても抜けないし、DFも仕掛けてこないから対応出来ない。
これは推測にすぎませんが、対人スキルが決して低くない選手が多いのにこんなに1対1で弱いのは練習してないからじゃないかと勘ぐりたくなります。
いずれにせよ右サイドは元紀がいるので本来はエスパルスのストロングポイントになるべきサイドなのに、そこを崩されて失点しているようでは勝てる勝負も勝てない気がします。
【采配について】
この試合の采配については?が突くような采配が多かったです。
まず、先に述べた右サイドの問題を放置した(もしくは対策したけど効果がなかった)という事。
泉澤がFC東京の武藤や横浜FMの齊藤かってくらい活き活きとプレーしてましたね。
あんだけタメを作られ、かつ交わされクロスを上げられては怖くて後ろは上がれないでしょう。
次にトシの投入について。
この時点で4バックにするためにキジェを投入したのであればまだ理解出来る。
もしくは追いついて相手が前がかりに来ていた頃なので村田くんとかも。
何でトシだったのか・・・ はっきり言って監督の意図がわからず、そして投入されたトシもいたのかわからないくらいの存在感だった。
最後に金子くんの投入について。
彼をもっと使って欲しいと書いたのは自分だけど、ここで使う理由はいったい・・・
しかも、変えたのは攻撃的な選手である石毛くん。
絶対負けられない試合で負けている状況下なので、ここで失点を恐れてブエノや弦太を残す意味がわからない。
この試合こそ前線に廣井を投入してでもなりふり構わず行くべきだったと思うんだけど。
そもそもで言えば廣井とヤコヴィッチというCBを2枚用意したのも謎。
何が何でも勝ちを目指すのか、絶対に負けないことを目指すのか、この重要な一戦を前に監督そもそものビジョンがあったのかすらも謎でした。
これで監督就任後のリーグ戦の戦績は9戦1勝1分8敗(8得点24失点)。
レジェンド相手にアレですが、解任されても文句を言えない戦績です。
ただ、個人的にはもうこうなっては監督を変えるべきではないと思っていて、もう腹をくくってJ2に落ちても監督を続けて貰うようにして欲しいと思います。
んで、責任を取るべきはフロントだと思ってます。
監督のドタバタ解任、主力選手の離反(?)、選手補強をしなかったこと。
これでフロントが何の責任も追わなかったら、納得出来ないので自分はサポーターを辞めるかもしれないです。
【次節に向けて】
リーチが掛かったけど、まだ終わった訳ではない。
次節も降格に向けた天王山である事は変わらないので、もはや勝利以外許されないですが勝利を目指して戦って欲しいです。
気になったのは、この試合の重要性から大宮の選手からは必死にやっている感じが伝わって来ました。
一方エスパルスにおいて、そういった気持ちを全面に出していた選手は何人いたのか。
ノヴァコヴィッチが叫んでいました。
チャンスを外しまくった彼の叫びはTL上では賛否を呼びましたが、気持ちは伝わってきました。
それに対して気持ちで答えた選手は何人いただろうか。
叫ぶなどしてボールを呼び込もうとした選手が他にいただろうか。
どこかしら余裕すら感じるプレーぶりに本当に現状を理解しているのかどうか不安になりました。
"メンタル"についてはゴトビ前監督がよく使っていた言葉ですが、本当に今のエスパルスには"メンタル"が未熟です。
次節は、勝利を目指し、気持ちを全面に出して戦って欲しいです。
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