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【2014Jリーグ第28節】清水エスパルス☓横浜Fマリノスの戦評 [エスパルス]

これが相性の差なのか、公式戦2連勝の勢いを活かせず何も出来ずに敗戦。

清水エスパルス0−1横浜Fマリノス
58分 [横]藤本 淳吾

【総評】
これがリーグで4連敗中の相性の差なのかなぁ・・
次の試合が中3日で控える中で、手応えを感じていたやり方が抑えられての負けは非常に痛い。

特にこの試合で狙われたワンボランチの両脇は何とかしない本当にマズイ。
ここに何本くさびのパスを通された事か。

やはりこのシステムだと前線から激しいプレス、それこそ今日の横浜並のプレスをかけ続けれないと厳しいです。
ノヴァコさんもプレスしない訳じゃないけど、そこまで激しくはないので。

というか、横浜がやったプレスをお手本にして欲しい。
エスパルスの選手はパスが出されてから動くパターンが実に多いけど、横浜がやったようにパスコースを限定して追い込むようなプレスをやるべきというか、本来プレスとはそうゆうものなんじゃないかと。

監督変わってから時間が・・・とはいうけど、何だかんだでもう3ヶ月。
未だプレスに戦略性が見えず、単発プレスが目立つのはもはやどうにもならないのか。

いずれにせよ最後に見えた希望の光りが、わずか一戦で曇ってしまった、そんな敗戦となったのは間違いない。


【気持ちで負けていた】
個人的な主観ですが、正直どちらが残留争いしているチームかわからなくなるほど気持ちで負けていたと思います。

具体的には球際の激しさであったり、こぼれ球に対しての反応であったり、1対1への対応であったり。
ベテラン揃いの横浜にうまくコントロールされ、そのように見せられただけかもしれないけど、ゲーム中2、3回あったお見合いシーンは、ボールに対してもっと必死に食らいついていれば起こりえないと思うけどどうだろうか。

残り6節の段階まで来てしまうと、組織的な成熟度であったり、個々の技術スキルが急激に伸びる事なんてありえないので、せめて気持ちだけは強く持って欲しいのだが・・

しかも、相手は目下10位で優勝もACLも降格も無くモチベーションを保つには難しい位置だと思う。
そこに奥大介の件があったとはいえ、降格争いしているチームが気持ちで負けてしまっては見ていて本当に情けない気持ちになります。

精神論の話はあまり好きじゃないけど、それでも強い気持ちは人の気持ちを動かします。
万が一、降格してしまった後でもチームを応援し続けてくれるかどうか。

もちろん無条件で応援を続けてくれるサポーターもいるだろう。
逆に降格したら応援をやめるサポーターも残念ながら存在すると思う。

一方で、まだ気持ちを決めかねている人もいると思う。

そういった人たちが、今日みたいな試合を続けたあげく降格した場合と最後まで戦い続けたあげく力及ばず降格した場合、来期以降の観客動員数にどういった影響があるのだろうか。

無条件で応援を続けてくれるサポーターの中には、そんな中途半端な気持ちの人にチームを応援してほしくないと思う人もいるかもしれないが、ここでは個々の"点"の話ではなく"面"の話をします。

万が一降格しても、応援してくれる"面"が小さくならない、逆に大きくすることが出来れば、この逆境は後のチャンスとして帰ってくるかもしれない。

しかし、この"面"が小さくなってしまった時、その先に待っているのはかつての強豪であった東京Vと同じ姿なんじゃないかと思う。

もはや"運"すら頼まなければならないこの状況下、せめて気持ちだけは切らさず戦って欲しいと思うし、この状況下では監督には気持ちを出せない選手を使って欲しくないと思います。


【次節について】
次節の相手は横浜同様に相性の悪い新潟。
だが相性は悪くとも順位は11位。広島、川崎との対戦を残しているエスパルスにとっては勝っておかないとならない一戦。

チームのためとか、サポーターのためとか、インタビューでよく聞きます。
しかし、エスパルスのように資金力の無いチームが降格したら予算は大きく削られてしまうのは避けられないと思っています。
つまり、給与という生活に直結する部分にダイレクトに響くのは選手自身です。

まずは自分たちのために、残された時間は少ないですが、必死になって戦って欲しいと思います。
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