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【2014Jリーグ第33節】清水エスパルス☓柏レイソルの戦評 [エスパルス]

自力の差を見せられ完敗も、名古屋が大宮に勝利した事で15位を保って最終節に。

清水エスパルス1−3柏レイソル
10分 [柏] レアンドロ
38分 [柏] ドゥドゥ
62分 [柏] ドゥドゥ
81分 [清] 長沢 駿

【総評】
最悪引き分け狙いという事で、序盤はそこまで積極的にSBが上がらず、リスクのある縦パスを控えるという守備的な立ち上がり。

しかし、前半10分という早い時間帯に縦パスをカットされてからサイドを崩されレアンドロに決められる。
守備的に進めるプランだったのに最もフリーにしては行けない選手をフリーにしての失点。
今季ついに最後まで改善されることの無かった守備の甘さが最後の最後まで出てしまった

その後、しばらく柏の時間帯が続くも徐々に盛り返し始めた・・と思った前半38分。
ライン際ギリギリのドリブルからのクロスを中でレアンドロに合わせられ、一度は櫛引が弾くもこぼれ球をドゥドゥに詰められて失点。

追い打ちをかけるように43分に竹内が体調不良で交代というアクシデント。
これで意気消沈してしまったか、流れは完全に柏。

引いた柏相手に攻め喘ぐ時間が続き、62分にミスから左サイド>中央>右へと綺麗に繋がれ再びドゥドゥに決められ3失点目。

失点しない進め方をしたつもりが3失点。
しかも、失点直後の64分にはあわやハットトリックかのGKとの1対1のシーンが作られる、解説からは何本パスが繋がっているのか?という言葉が飛び出してしまうほどボールを回されるなど守備は完全に崩壊状態。

62分に投入された村田くんも孤立気味で、途中出場の工藤にも速攻で決定機を作られるなど大量失点も時間の問題かと思った72分。
天皇杯で復帰したばかりの長沢の投入からようやくエスパルスの攻撃陣が息を吹き返しはじめる。

81分のトシのFKからこぼれたボールに最後は長沢。
その後は霧の中で西日が掛かる幻想的な光景の中、息を吹き返したエスパルスが攻めるもゴールを割れない。

89分にはセットプレーからゴール前でボールがこぼれ最後は村田くんのシュート・・も無常にもバーを叩きゴールならず。
6分もの長いアディショナルタイムも実らず最後は相手に攻め切られる形でタイムアップ。

点差以上の差を感じた完敗。


【残留に向けて】
この試合で言いたいことは山ほどあるが、終わってしまった事は仕方ない。

幸いにも名古屋が大宮を下してくれたおかげで順位は変わらず優位な立場で最終節を迎えることが出来る。
2点差で負けてしまったのでわずかにあった得失点差も並ばれ最終節でエスパルスが負けて、大宮が勝つと逆転されてしまうが、それ以外のパターン全てではエスパルスが残留となる。

最終節はホームで、相性のいい甲府が相手。
四の五を言わずとにかく勝ち点を取って自力で残留を決めて欲しいと思います。
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