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【Jリーグ第6節】清水エスパルス☓ジュビロ磐田の戦評 [エスパルス]

内容では完敗も新ジュビロキラー村松の1発でホームアイスタで今季初勝利を飾る。

清水エスパルス1−0ジュビロ磐田

【総評】
内容的には悪夢の大敗となったナビスコ杯の時とそれほど大きな違いは感じなかった。

相変わらずSBの裏は狙われてたし、後ろからの縦パスも結構入ってるし、前線でタメも作られてたし、プレスもいなされあっさりと前を向かれる場面も目立った。

違いがあったとすれば点を取られなかった事。
この試合のターニングポイントは前半10分までで、このわずか10分の間に磐田は7本のシュートを放ち、決定機も2、3回はあったと思う。
前回の大敗時は前半7分に失点していたので、もしここで失点していたら今回の内容を見る限り大敗していても不思議じゃなかったと思う。

これ以降も自分たちの流れになったとは言いがたい展開だったが、クロスが相手の足に当たってコースが変わるというツキにも恵まれた大輔のゴールで先制。

その後は前がかりになった磐田に対しカウンターから試合を決定づけられそうな決定機を何度か演出するが決められず。
試合終盤にはトシが2枚目のイエローで退場するという、やや後味の悪い状況になりながらも公式戦3戦連続となる完封でリーグ2連勝を達成。

こういった内容だといつもはあまり素直に喜べないけど、何よりも勝利が求められるダービーは別ですね。これで今週1週間は楽しく過ごせそうw


【ジュビロ磐田について】
得失点差はリーグ最下位ながら連勝で10位まで浮上したエスパルスに対し、ジュビロ磐田は6戦勝ちなしの降格圏17位。

内容が悪い訳ではなく、得点・失点についてはエスパルスより上。
公式戦で全然勝ててない訳ではなく、現にナビスコ杯では3勝あげている。

何かきっかけがあれば浮上できる可能性は十二分にあると思うが、そういった思いがあるからこそ思い切った策を打てずズルズル行かないか心配です。昨季の鹿島やG大阪の例もあるし。

幸か不幸か、ちょっと前まで最悪と言われていた我らがエスパルスは、結果・内容ともに悪かったので思い切った策を打て、それが功を奏した部分がありますね。内容は未だ良くなってないけど。

磐田は基本的には嫌いなんですが、J1から静岡ダービーが無くなるのは寂しいので何とか頑張って欲しいです。まぁエスパルスも他チームを心配できるほど余裕がある状況ではないけど。。。


【今節のMVP】
やはり決勝点を決めた大輔でしょう。
得点以外では、ちょっとイマイチな部分も目立ってたけど、それを全て吹き飛ばすだけの価値がある得点でした。

展開力・パス精度にはまだまだ難があるけど、得点力という別の才能が開花し始めてきましたね。
得失点差がまだ大きくマイナスなので、チームの新たな得点源として今後も頑張って欲しいと思います。


次点なんですが、個人的にはトシを挙げたいと思う。

最後によけいな退場があったけど、前半途中以降はあまり前線の守備をしないバレーの分もプレスをかけ、決勝点が生まれるキッカケとなったFKもトシの突破からハンドを誘ったものだった。

チャンスで力んでしまってかクロス、シュート共に精度を欠いた場面は多々あったけど、新しいシステムの中で徐々にではあるが欠かせない選手になりつつあるんじゃないかな。

きっかけがあればもう1段上に進めそうな雰囲気がただよっているので頑張って欲しい。


非常に嬉しかった今節の勝利ですが内容的にはまだまだ楽観視出来る状況ではありません。
この後は苦手C大阪、強豪浦和と難敵が続きますが、掴みかけた自信を失うことが無いように勝てるよう応援したいと思います。
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