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【2014Jリーグ最終節】清水エスパルス☓ヴァンフォーレ甲府の戦評 [エスパルス]

パッとしない内容も勝ち点1をもぎ取り残留を勝ち取る。

清水エスパルス0−0ヴァンフォーレ甲府

【総評】
試合内容は酷いもんだった。

最弱の矛(リーグ得点数17位) VS 最弱の盾(リーグ失点数17位タイ) の逆矛盾対決とは誰かがTLで呟いていたが、まさしくその通りだったと思う。
最終的には最弱の矛の決定力の無さに助けられてのスコアレスドロー。

ただ、内容より結果が求められる試合だったので"残留"という大目標が達成できたことは良かったと思う。
大宮は勝ったので、どんなに試合内容が良かったとしても負けていては意味が無かったと思うので。


この試合、始まって数プレイで気づくほど選手ほぼ全員の動きが硬かった。
推測するまでもなく、選手、監督、および関係各位に伸し掛かるプレッシャーは尋常では無かったと思う。

試合内容は決して誇れる内容では無かったが、それでも終わった後の選手の顔を見ると今シーズン如何に苦しかったが垣間見えた気がした。

これからオフシーズンに入るので、まだ戦いが続く選手はいると思うが、とりあえず今シーズン1年間お疲れ様でした。


【来季に向けて】
最終順位は勝ち点37で15位。
得点数42(リーグ11位)、失点数60(リーグ17位)、得失点差-18(リーグ17位)。

元々失点数が多いチームだったが今季は輪をかけて酷かった。
ゴトビ監督解任後に守備の立て直しを計ったつもりも、逆に失点数が増える結果となり守備の立て直しは急務。

今のゴトビ前監督のスタイルを継承しつつ組織的な守りを組み立てるのか、それとも基本戦術ごと再構築するのか。
おそらく続投が基本路線であろう大榎監督の本当の手腕が問われる事になると思う。

補強については今後のオフシーズンの展開次第になると思うが、現状手薄だと思うポジションはSB。

特に左SBが深刻。
本来であればイ・キジェやヨンアピンがいるが、キジェは守備がザルすぎるし、ヨンアピンは来季いるか怪しいのでここの補強は急務。

吉田くんは守備は計算出来るが、左足の精度が悪すぎる。
右足クロスの精度は計算できるので、左SBに計算できる選手を獲得(ヨンアピンが残留しれくれれば一番いいが・・)し、吉田くんを右で使った方がいいと思う。


他は背の高い中盤の選手や、GKの控え候補も欲しいが、今季はある程度お金を掛けて上を目指したハズが、残留したとは言え目標を大きく下回る結果になったのでオフシーズンは相当厳しい事が予想される。

なので上積みも欲しいが、せっかく育ちつつある若手中心の現戦力の維持に力を削いで欲しいと思います。

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【2014Jリーグ第33節】清水エスパルス☓柏レイソルの戦評 [エスパルス]

自力の差を見せられ完敗も、名古屋が大宮に勝利した事で15位を保って最終節に。

清水エスパルス1−3柏レイソル
10分 [柏] レアンドロ
38分 [柏] ドゥドゥ
62分 [柏] ドゥドゥ
81分 [清] 長沢 駿

【総評】
最悪引き分け狙いという事で、序盤はそこまで積極的にSBが上がらず、リスクのある縦パスを控えるという守備的な立ち上がり。

しかし、前半10分という早い時間帯に縦パスをカットされてからサイドを崩されレアンドロに決められる。
守備的に進めるプランだったのに最もフリーにしては行けない選手をフリーにしての失点。
今季ついに最後まで改善されることの無かった守備の甘さが最後の最後まで出てしまった

その後、しばらく柏の時間帯が続くも徐々に盛り返し始めた・・と思った前半38分。
ライン際ギリギリのドリブルからのクロスを中でレアンドロに合わせられ、一度は櫛引が弾くもこぼれ球をドゥドゥに詰められて失点。

追い打ちをかけるように43分に竹内が体調不良で交代というアクシデント。
これで意気消沈してしまったか、流れは完全に柏。

引いた柏相手に攻め喘ぐ時間が続き、62分にミスから左サイド>中央>右へと綺麗に繋がれ再びドゥドゥに決められ3失点目。

失点しない進め方をしたつもりが3失点。
しかも、失点直後の64分にはあわやハットトリックかのGKとの1対1のシーンが作られる、解説からは何本パスが繋がっているのか?という言葉が飛び出してしまうほどボールを回されるなど守備は完全に崩壊状態。

62分に投入された村田くんも孤立気味で、途中出場の工藤にも速攻で決定機を作られるなど大量失点も時間の問題かと思った72分。
天皇杯で復帰したばかりの長沢の投入からようやくエスパルスの攻撃陣が息を吹き返しはじめる。

81分のトシのFKからこぼれたボールに最後は長沢。
その後は霧の中で西日が掛かる幻想的な光景の中、息を吹き返したエスパルスが攻めるもゴールを割れない。

89分にはセットプレーからゴール前でボールがこぼれ最後は村田くんのシュート・・も無常にもバーを叩きゴールならず。
6分もの長いアディショナルタイムも実らず最後は相手に攻め切られる形でタイムアップ。

点差以上の差を感じた完敗。


【残留に向けて】
この試合で言いたいことは山ほどあるが、終わってしまった事は仕方ない。

幸いにも名古屋が大宮を下してくれたおかげで順位は変わらず優位な立場で最終節を迎えることが出来る。
2点差で負けてしまったのでわずかにあった得失点差も並ばれ最終節でエスパルスが負けて、大宮が勝つと逆転されてしまうが、それ以外のパターン全てではエスパルスが残留となる。

最終節はホームで、相性のいい甲府が相手。
四の五を言わずとにかく勝ち点を取って自力で残留を決めて欲しいと思います。
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【2014Jリーグ第31節】清水エスパルス☓川崎フロンターレの戦評 [エスパルス]

鬼門・等々力で2度のビハインドをひっくり返す会心の逆転劇で再び降格圏から抜け出す。

清水エスパルス3−2川崎フロンターレ
19分 [川]福森 晃斗
40分 [清]六平 光成
44分 [川]小林 悠
50分 [清]吉田 豊
90分 [清]村田 和哉

【総評】
当日は予定があったため録画観戦となってしまったが、予定をキャンセルして等々力に行けば良かったと後悔するくらい熱い試合だった(※注 エスパルス目線)。

とは言え、前半途中までは正直広島戦のリプレイを観ているかのようだった。

序盤ゲームを支配するもチャンスで決めきれず、逆に少ないチャンスをモノにされての失点。
その後はポゼッションする相手に激しくプレスを仕掛けるもいなされ、時間とスタミナを浪費する時間帯が続く。

広島戦では後半トシが1点返した時に時間はまだ残っていたが、もはやチームに前に出る力が残されていなかった。
ただ、幸いにもこの試合ではチームに余力があるうちに同点に追いつく事が出来た。

決めたのは意外にもJ初ゴールとなった六平で、アシストしたのは前節より復帰した竹内。
このメモリアルなゴールは、振り返るとチームを救う非常に大きな1点だったと思う。

喜びも束の間、直後の44分にゴール前で粘られ小林悠に決められ再びビハインドを背負うが、あそこで1点返せていなかったらこの時点でゲームは終わっていたと思う。

そしてこの試合もう1つの大きかったポイントとして、後半開始してすぐに再び同点に追いつく事が出来たと言う事。

ここで決めたのは吉田でアシストは六平。
彼は通算2得点目で、ちなみに1得点目も川崎Fだった。

これで優勝争いにわずかな望みを繋げたい川崎側も前に出てこざるを得なくなって、オープンなゲーム展開に持ち込む事が出来た。

それを証明するように後半に両チームが放ったシュート数は21本。
前半の倍以上で、特にエスパルスは前半4本に対し後半12本だったのでいかに前半が厳しく、後半が戦えていたかがわかる。

しかし、そういった状況下で簡単にリードを奪えれば今の順位にはいなかっただろう我らがエスパルス。
数々のチャンスや決定機を作り出すも相手GKのファインセーブや、シュートミスにより逆転することが出来ない。

そうしている間に攻め疲れか、プレスが決まらず徐々に押し込まれ始める。
憲剛が負傷退場した影響か攻撃力が低下しているハズの川崎に何度もサイドを崩されあわやという場面を作られるも、久しぶりに覚醒した櫛引と両CBのギリギリでの対応によって土壇場で踏みとどまる。

このまま試合終了かと思った90分。
高い位置で本拓が引っ掛けて、そこからノヴァコヴィッチ→石毛を経て最後は村田。

2度もリードを許す苦しい展開だったが、土壇場で始めてリードを奪う事に成功。
その後は時間稼ぎの感が強かったが、浩太も久しぶりにピッチに立ちタイムアップ。

等々力劇場の名に相応しい劇的な幕切れで、等々力では実に9年振りとなる勝利。
ライバルの大宮が引き分けた事で、再び降格圏から脱出する事が出来た。


【ヤコヴィッチと竹内】
この試合のMVPを挙げるとしたら、1得点1アシストの六平、劇的な決勝点を挙げた村田あたりが候補だが、個人的にはヤコヴィッチを推したいと思う。

大久保、レナトといった強力アタッカー陣に最後の最後でやられなかったのは彼の力が大きかったと思う。
元々1対1では強いことは知っていたが、正直ここまでやれるとは思っていなかった。

解説の人も褒めていたが、スピードがあるので裏を付かれても追いつくことが出来、この試合では7回もオフサイドを取るほど高いラインを保っていたが、それを可能としたのは彼の存在あってだと思う。

もちろん高いラインを保った事は平岡の存在も大きかったと思うが、大久保、レナトともやりあえた事を踏まえヤコヴィッチを推したいと思う。


また、前節続きスタメンで後半20分までプレーした竹内も良かった。

広島戦ではお世辞にも良い出来とは言い難かったが、この試合では効果的な縦パスを何度も通し、六平へのアシストや、六平のアシストを行う1本前の縦パスを入れるなど2得点に絡む活躍だった。

ミスから何度かピンチを招く場面もあったが、割と簡単にサイドに逃げがちなエスパルスの選手陣の中で彼ほど縦パスを入れられる選手は他にはいないと思う。

またボランチに降りてきてボールを捌いていたのも良かった。
1ボランチだと前線からプレスを仕掛けられた際にコースを切られるとサイドかGKに戻して長く蹴りだすというのがよくあったパターンだったが、彼が降りてきて組み立てに参加する事でそれが解消されていた。

現に彼が下がった後は、各選手の疲労もあったとは思うけどエスパルスの攻撃が停滞してしまった。


【次戦に向けて】
残り3戦です。

次節の相手は名古屋。
次節は22日なので、3週間ほど間が空きます。

これ以上ないくらいの試合内容で中断に入れたので、心身共にリフレッシュして残り3試合は全勝するくらいの気持ちで進んで欲しいと思います。

現実的には勝ち点40を目指して欲しいので、目標は2勝。
天皇杯の準決勝もあり、当然そちらも決勝に進んで欲しいけど、今はとにかく残留に集中して欲しい。

エスパルスの何人かの若手が、この崖っぷちな状況下で化けつつあると思う。
もし残留出来て、彼らが期待通り成長してくれれば来季こその期待が持てると思う。

しかし、降格してしまったらエスパルスの場合は戦力ダウンが避けれないので、1年で戻ってこれるかどうかも怪しい。
下手したら来季J2にC大阪・磐田がいる可能性もあるし。

最後は笑ってシーズンを終れるように(まぁ15位とかあまり笑っている場合じゃないけどw)、この中断期間を有意義に過ごしラストスパートに賭けて欲しいと思います。
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【2014Jリーグ第29節、30節】清水エスパルス☓アルビレックス新潟、サンフレッチェ広島の戦評 [エスパルス]

運で掴んだ新潟戦、実力通り乾杯した広島戦。

清水エスパルス2−1アルビレックス新潟
12分 [清]石毛 秀樹
72分 [新]大井 健太郎
90分 [清]ノヴァコヴィッチ

【総評】
録画観戦だったので簡潔に。

リアルタイムで観てたら印象変わったと思うけど、結果知って録画で見ると勝ったのが不思議なくらいの内容だった。
試合後の新潟の監督インタビューを見ても決定機を外しまくった事を悔やむ言葉ばかりだったし。

前半は良かったというが、良かったのは20分くらいまででそっから後半失点するまでずっと新潟のターンだった気がする。

しかしエスパルスは得点上げてからの戦い方が下手の一言に尽きる。
クリアするにしても、どこに蹴るとか約束事もないのかな。
カウンターに行けないなら、そもそも引いて守る意味が無いと思うんだが。。。

失点してから良くなるのも相変わらず。
今シーズンずっとそうだけど、なぜ失点後の戦いを失点前に出来ないのか。

とはいえ内容より結果が重視される時期なので、兎にも角にも勝ち点3得たことは良かった。
それもここ数年勝てていない新潟を相手に。

降格圏を抜けたとは言え、勝ち点は1差で予断は許さないが終盤戦に向けて微かな希望を感じた1戦でした。


清水エスパルス1ー3サンフレッチェ広島
28分 [広]石原 直樹
38分 [広]石原 直樹
65分 [広]佐藤 寿人
80分 [清]高木 俊幸

【総評】
一言で言えば完敗でした。

高萩、ミキッチといった攻撃のキーマンがおらず、中3日でAway連戦とHome連戦に比べ日程面で不利な広島相手にぐぅの音も出ないほどの完敗。

敗因は・・・結果論になってしまうけど、戦術のミスだったのかなぁと。

試合開始前の監督コメントだとある程度サイドは自由にやらせて中を抑えるみたいな事を言っており、その事自体は間違っていないと思う。

ただ、問題なのはその後で、正直2-0となった前半終了時点で動くべきだったと思う。
初スタメンの藤田くんが特に悪い訳ではなかったが、一応ベンチには竹内;浩太がいるのでボランチの枚数を減らしてもリカバリできたと思う。

結果として、交代を引っ張り続けた事でメンバーが消耗し、さらに運も悪いことに交代直後に失点した事で完全にゲームが終わってしまった。

終盤トシが見事すぎるミドルシュートで1点返すも、そこから勢いで押し込む力すら無く時間稼ぎもロクにされず、普通にチャンスを作られる形で終了。

前節は内容は良くなかったが結果を残すことが出来たが、今日は内容も結果も悪く再び降格圏に舞い戻り残された時間はあまりに短い。


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【2014Jリーグ第28節】清水エスパルス☓横浜Fマリノスの戦評 [エスパルス]

これが相性の差なのか、公式戦2連勝の勢いを活かせず何も出来ずに敗戦。

清水エスパルス0−1横浜Fマリノス
58分 [横]藤本 淳吾

【総評】
これがリーグで4連敗中の相性の差なのかなぁ・・
次の試合が中3日で控える中で、手応えを感じていたやり方が抑えられての負けは非常に痛い。

特にこの試合で狙われたワンボランチの両脇は何とかしない本当にマズイ。
ここに何本くさびのパスを通された事か。

やはりこのシステムだと前線から激しいプレス、それこそ今日の横浜並のプレスをかけ続けれないと厳しいです。
ノヴァコさんもプレスしない訳じゃないけど、そこまで激しくはないので。

というか、横浜がやったプレスをお手本にして欲しい。
エスパルスの選手はパスが出されてから動くパターンが実に多いけど、横浜がやったようにパスコースを限定して追い込むようなプレスをやるべきというか、本来プレスとはそうゆうものなんじゃないかと。

監督変わってから時間が・・・とはいうけど、何だかんだでもう3ヶ月。
未だプレスに戦略性が見えず、単発プレスが目立つのはもはやどうにもならないのか。

いずれにせよ最後に見えた希望の光りが、わずか一戦で曇ってしまった、そんな敗戦となったのは間違いない。


【気持ちで負けていた】
個人的な主観ですが、正直どちらが残留争いしているチームかわからなくなるほど気持ちで負けていたと思います。

具体的には球際の激しさであったり、こぼれ球に対しての反応であったり、1対1への対応であったり。
ベテラン揃いの横浜にうまくコントロールされ、そのように見せられただけかもしれないけど、ゲーム中2、3回あったお見合いシーンは、ボールに対してもっと必死に食らいついていれば起こりえないと思うけどどうだろうか。

残り6節の段階まで来てしまうと、組織的な成熟度であったり、個々の技術スキルが急激に伸びる事なんてありえないので、せめて気持ちだけは強く持って欲しいのだが・・

しかも、相手は目下10位で優勝もACLも降格も無くモチベーションを保つには難しい位置だと思う。
そこに奥大介の件があったとはいえ、降格争いしているチームが気持ちで負けてしまっては見ていて本当に情けない気持ちになります。

精神論の話はあまり好きじゃないけど、それでも強い気持ちは人の気持ちを動かします。
万が一、降格してしまった後でもチームを応援し続けてくれるかどうか。

もちろん無条件で応援を続けてくれるサポーターもいるだろう。
逆に降格したら応援をやめるサポーターも残念ながら存在すると思う。

一方で、まだ気持ちを決めかねている人もいると思う。

そういった人たちが、今日みたいな試合を続けたあげく降格した場合と最後まで戦い続けたあげく力及ばず降格した場合、来期以降の観客動員数にどういった影響があるのだろうか。

無条件で応援を続けてくれるサポーターの中には、そんな中途半端な気持ちの人にチームを応援してほしくないと思う人もいるかもしれないが、ここでは個々の"点"の話ではなく"面"の話をします。

万が一降格しても、応援してくれる"面"が小さくならない、逆に大きくすることが出来れば、この逆境は後のチャンスとして帰ってくるかもしれない。

しかし、この"面"が小さくなってしまった時、その先に待っているのはかつての強豪であった東京Vと同じ姿なんじゃないかと思う。

もはや"運"すら頼まなければならないこの状況下、せめて気持ちだけは切らさず戦って欲しいと思うし、この状況下では監督には気持ちを出せない選手を使って欲しくないと思います。


【次節について】
次節の相手は横浜同様に相性の悪い新潟。
だが相性は悪くとも順位は11位。広島、川崎との対戦を残しているエスパルスにとっては勝っておかないとならない一戦。

チームのためとか、サポーターのためとか、インタビューでよく聞きます。
しかし、エスパルスのように資金力の無いチームが降格したら予算は大きく削られてしまうのは避けられないと思っています。
つまり、給与という生活に直結する部分にダイレクトに響くのは選手自身です。

まずは自分たちのために、残された時間は少ないですが、必死になって戦って欲しいと思います。
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【2014Jリーグ第27節】清水エスパルス☓セレッソ大阪の戦評 [エスパルス]

裏天王山こんな筈じゃなかったダービーを制し、8試合ぶりの勝利で残留に希望を繋ぐ。

清水エスパルス3−0セレッソ大阪
8分 [清]石毛 秀樹
77分 [清]平岡 康裕
94分 [清]村田 和哉

【総評】
大宮戦を落とした事で本気でケツに火がついたのか、週中にやったメンタルトレーニングが効いたのか、いずれにせよ別チームかと思うほど気迫溢れるプレーで相手を圧倒した完封で連敗を4でストップ。

勝利に酔いしれながらもこんな戦い方が出来るなら最初からやれよと思ったエスパルスサポーターは結構な数がいるだろう。自分もその1人だ。

こぼれ球への寄せ、球際の激しさ、守備の粘り、シュートの意識、etc
いつも出来ていなかった事が出来ればセレッソ相手でもこれだけの内容で勝てるだけポテンシャルは持っているんだよね。

それを本当の意味で手遅れになる前に発揮できて、本当に、本当に良かった。

残念ながらライバルの仙台・大宮が勝ったため順位は16位と降格圏から抜け出せなかったが、ここを落としていたら降格争いで下に頭ひとつ抜け出す所だったので、希望を紡ぐことが出来たと思う。


【システムについて】
守備を安定するために導入した3バックで守備が崩壊し、この試合では4バックに戻していきなりの完封ということで今までやってきたのは何だったのか状態。

ただ、この試合に限って言えばシステムうんぬんより、前線からのプレスが効いてたのが大きかったんじゃないかと思います。

4バックにした事で前線からプレスに行ける人数が増えた事と、悪天候によりコントロールが難しくなったこと。
この2つが重なった結果としてプレスが絶大な効果を発揮したかな、と。

守備を安定するために後ろを増やしたのに、前の人数を増やす方が安定するとは皮肉というか、戦術の妙ですかね。

まぁ、いいことばかりじゃなく好天候で足元うまい選手にはプレスに行っても外されたり、スタミナの消耗が激しいなどデメリットもあります。

とはいえ、少なくとも現時点では4バック同様に全監督の戦術的遺産が使えるので引き続き採用していった方がいいんじゃないかと思います。


【良かった選手】
この試合に関してはほぼ全員良かったけど、個人的に特に良かったと思ったのは、

1. 本田 拓也
影のMVPだったと思う。

粘り強い守備で中盤を掌握し、攻撃時には前線に上がってこぼれ球を拾ったり2次攻撃に繋げ、ボールを散らして攻撃のリズムを作ったり。
フォルラン入ってきた時にマークを指示されていたのも監督の信頼がいかに大きいのかがわかります。

試合するたびに中盤での彼の存在感は増しており、他メンバーからも信頼されてボールを預けられている気がする。
あのトシも本田拓也がボール持ったら思い切って裏に走ってたし。
終盤若干足を痛めて交代したのだけが気がかり。


2. 石毛 秀樹
待望の得点を上げれたので吹っ切れた部分もあるかもしれないが、その先制点となったミドルを始め積極的な仕掛けが目立ちました。
またSB時代の経験が活きてか、前線からのプレスも効いていた。

元々高いポテンシャルを持った有望株な選手なので、この得点を機に化けてくれる事を期待しています。


3. ヤコヴィッチ
怪我明けの久しぶりの出場となったけど、平岡と2人でキッチリとゴール前に蓋をしてくれました。

今のエスパルスで最も対人に強いのは彼ですかね。
弦太やブエノといった控えCBの面々も徐々に成長してきているけど、トータルではヤコヴィッチですね。

気になったのが、1本の決定的なミスパスがあったこと。
リードが1点の時間帯で、あわやPKという場面まで作られたので本当に危なかった。
それ以外は珍しく攻撃でも見せ場があったし、非常に良かったと思います。


【次節以降について】
久しぶりの勝利を上げたとはいえ、まだまだ降格圏という事実は変わりません。
しかも新潟が勝ったことで12位と13位の勝ち点差が7に開いた事で、実質的に降格争いは仙台・甲府・大宮・清水・C大阪・徳島の6チームに絞られたとみて間違いないでしょう。

さらにエスパルスは、川崎・広島・柏といった強豪チームとの対戦を残しており、さらに中位だけど横浜・新潟とは相性的に最悪です。

それでも残留ラインを勝ち点40と置いた場合、残り7試合で4勝、引き分け入れた最低でも3勝が必要になります。

厳しい戦いは続きますが、今日のような試合が出来れば勝ち点を伸ばせると思うので、諦めず最後まで戦って欲しいと思います。
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【2014Jリーグ第26節】清水エスパルス☓大宮アルディージャの戦評 [エスパルス]

絶対に負けられなかった崖っぷち天王山で敗戦。ついに降格へのカウントダウンが始まった。

清水エスパルス1−2大宮アルディージャ
9分 [大]ズラタン
50分 [清]本田 拓也
73分 [大]家長 昭博

【総評】
内容的には前節G大阪戦に近いものがあった。
失点してからエンジンがかかるというパターン。

G大阪戦と違うのは、1点返すことが出来たこと。
しかし同点に追いついた事で再び押し込まれる時間帯が続き、失点してからまた押し返すというコントのような内容で敗戦。

得点を上げれれば何かが変わると思ったが、失点前に戻っただけで何も変わらず。

それでも内容に関して言えば、ここ数試合の中ではもっとも良い戦いが出来ていたと思う。
決定的と思えるチャンスも何度か作れた。

しかし、内容より結果が問われた一戦で結果を掴めなかった今のチーム状況は、自分が思っていた以上に深刻なのかもしれない。

まだ降格が決まった訳ではないが、降格争いで勝ち点6に値するこの1戦を落としたという事実は、とにかく"痛い"の一言。

しかも他のライバルチームが勝ち点を上げたので、順位は一気に下がって17位で名実ともに降格圏。
最悪の未来を避けるために、チームに残された猶予はほとんど無くなってしまい文字通り崖っぷちです。


【勝負を分けたポイント】
この試合は吉田くんが累積警告で出場停止でした。
ただでさえ厳しい台所事情のなか、ここをどう凌ぐかがポイントだと思ってましたが、、、

結果的には右サイドを崩され失点し、数多くのチャンスを献上してしまいました。
しかも相手は現役大学生で来季大宮に内定している泉澤。

この大学生を相手に情けない事にエスパルスはほとんど1対1で止められませんでした。
実はFC東京の武藤レベルの逸材なのか、それともエスパルスの守備が酷すぎるのか。

というか、エスパルスは攻めの時に1対1を仕掛けられる状況下でも仕掛けない事が多すぎる。
練習でも仕掛けないから、本番で仕掛けても抜けないし、DFも仕掛けてこないから対応出来ない。
これは推測にすぎませんが、対人スキルが決して低くない選手が多いのにこんなに1対1で弱いのは練習してないからじゃないかと勘ぐりたくなります。

いずれにせよ右サイドは元紀がいるので本来はエスパルスのストロングポイントになるべきサイドなのに、そこを崩されて失点しているようでは勝てる勝負も勝てない気がします。


【采配について】
この試合の采配については?が突くような采配が多かったです。

まず、先に述べた右サイドの問題を放置した(もしくは対策したけど効果がなかった)という事。
泉澤がFC東京の武藤や横浜FMの齊藤かってくらい活き活きとプレーしてましたね。
あんだけタメを作られ、かつ交わされクロスを上げられては怖くて後ろは上がれないでしょう。


次にトシの投入について。
この時点で4バックにするためにキジェを投入したのであればまだ理解出来る。
もしくは追いついて相手が前がかりに来ていた頃なので村田くんとかも。

何でトシだったのか・・・ はっきり言って監督の意図がわからず、そして投入されたトシもいたのかわからないくらいの存在感だった。


最後に金子くんの投入について。
彼をもっと使って欲しいと書いたのは自分だけど、ここで使う理由はいったい・・・
しかも、変えたのは攻撃的な選手である石毛くん。

絶対負けられない試合で負けている状況下なので、ここで失点を恐れてブエノや弦太を残す意味がわからない。
この試合こそ前線に廣井を投入してでもなりふり構わず行くべきだったと思うんだけど。
そもそもで言えば廣井とヤコヴィッチというCBを2枚用意したのも謎。


何が何でも勝ちを目指すのか、絶対に負けないことを目指すのか、この重要な一戦を前に監督そもそものビジョンがあったのかすらも謎でした。

これで監督就任後のリーグ戦の戦績は9戦1勝1分8敗(8得点24失点)。
レジェンド相手にアレですが、解任されても文句を言えない戦績です。

ただ、個人的にはもうこうなっては監督を変えるべきではないと思っていて、もう腹をくくってJ2に落ちても監督を続けて貰うようにして欲しいと思います。

んで、責任を取るべきはフロントだと思ってます。
監督のドタバタ解任、主力選手の離反(?)、選手補強をしなかったこと。

これでフロントが何の責任も追わなかったら、納得出来ないので自分はサポーターを辞めるかもしれないです。


【次節に向けて】
リーチが掛かったけど、まだ終わった訳ではない。

次節も降格に向けた天王山である事は変わらないので、もはや勝利以外許されないですが勝利を目指して戦って欲しいです。

気になったのは、この試合の重要性から大宮の選手からは必死にやっている感じが伝わって来ました。
一方エスパルスにおいて、そういった気持ちを全面に出していた選手は何人いたのか。

ノヴァコヴィッチが叫んでいました。
チャンスを外しまくった彼の叫びはTL上では賛否を呼びましたが、気持ちは伝わってきました。

それに対して気持ちで答えた選手は何人いただろうか。
叫ぶなどしてボールを呼び込もうとした選手が他にいただろうか。

どこかしら余裕すら感じるプレーぶりに本当に現状を理解しているのかどうか不安になりました。
"メンタル"についてはゴトビ前監督がよく使っていた言葉ですが、本当に今のエスパルスには"メンタル"が未熟です。

次節は、勝利を目指し、気持ちを全面に出して戦って欲しいです。
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【2014Jリーグ第25節】清水エスパルス☓ガンバ大阪の戦評 [エスパルス]

完敗で上位陣との地獄の5連戦を1試合平均失点3点で5戦1分4敗という地獄の成績で終る。

清水エスパルス0−3ガンバ大阪
21分 [G]宇佐美 貴史
84分 [G]丹羽 大輝
95分 [G]リンス

【総評】
前回ほど一方的では無かったけど、結果的には完敗だった一戦。

失点後目が覚めたか前線から積極的にプレスをかけ始めエスパルスの流れになった・・・ように見えたが、どちらかと言えば中2日の日程を考慮してかガンバが積極的に前から来なかった事が大きかったと思う。
押し込んでる時間はエスパルスの方が長かったのにシュート数で負けてるのがその証拠だろう。

実際に好調のガンバ守備を崩したシーンはほとんど見られず。
決定機に至っては平岡のヘッドの1回・・まぁ、ハンド見逃しもギリ数に含めて2回くらい。

逆にガンバの攻めでは、失点こそ終盤まで逃れたけどカウンターから何度もサイドを崩された。
ラストパスの精度や相手のミスが無かったら夢スコアだっただろう。

あと運良く直接失点に結びつかなかったけど、致命的なミスも相変わらず見られた。


要は神戸戦というか、ここ数試合何も変わりなく負けたと言う事。
内容でも他の降格争いしているチームはもっと必死になっているのに、どこか余裕すら感じられる内容はどうなのか。

パワープレー要員入れたのにちんたら回してたり、マイボールになっても全員立って待ってるだけだったり、簡単に体入れられたり、そういったプレーする選手に対して誰も何も言わなかったり。

みんな頭の中ではJ2に落ちた後の身の振り方でも考えているのか。

残念ながら今のエスパルスはJ最弱なんじゃないかとすら思えてきて泣ける。


【守備について】
全て人数が揃っている状況での失点。
まぁ3点目は中2日もあってか完全に足が動いてなかったのである程度は仕方ないかと思うが・・

1、2点目のザルっぷりは正直やばい。
ガンバの選手がオレンジ色のポールを立てて練習してるのかと思った。

あの局面でラインを綺麗に保つ意味って何だろう?
逆に危険な時はポジショニング捨てても寄せてくるガンバとは対極だった。

というか昔、AIが賢くなる前のウイニングイレブンでのDFの動きを思い出した。
タイミング合わせて「X」ボタン押せばスルーパス通し放題みたいな。

弦太もブエノも個の力でそこまで劣っているとは思えないが、ここまで失点が加さんでしまうのは連携面だったり判断面に問題があると思うけどどうなんでしょう。

というか、ヨンアピンはさておきヤコヴィッチや杉山浩太はいつまで怪我なんですかね。。。


【監督采配】
最初に書いておきますが、大榎新監督はフロントの大失態で壊滅状態にあるチーム状況でも監督を引き受けてくれた方なので責めるつもりはまったくないです。

それでもいくつか言いたいというか、書きたいのは・・・

金子くんを使ってくれ!!!

正直、今日の試合で水谷くんに代えて入れるのはトシじゃなく金子くんだったと思うんですけどね。
この5連戦で唯一引き分けた鳥栖戦で結果を出しているのに何故使わないんだろう。嫌いなのか。

あとゴトビ前監督と同様に追いかける展開でさほどスペースがない状況下で村田くんを投入したくなるのは何でだろう。
彼もそろそろスタメンで使ってもいいだけの実績を上げてきていると思うけど、どうでしょう?


【選手個々について】
良かったのは、
元紀、本拓、水谷くん、石毛くん

元紀、本拓は完全にチームの柱だね。
解説の戸田さんも言ってたが、本拓にボールが入るようになってからエスパルスのリズムが生まれた。

水谷くんは、豊富な運動量とボールを引き出す動きでチームの潤滑油としての役割を果たした。
彼が下がってから前線の動きが一気に減って停滞したのは印象的だった。

石毛くんは、一時期不調に陥ってたけどだいぶ吹っ切れてきたかな。
あとはゴールというわかりやすい結果が出てくれれば・・・
元々ポテンシャルを秘めた選手なので今後のエスパルスの浮上の鍵をにぎる選手だと思います。


逆にイマイチだったのは、
平岡、トシ

平岡は連戦の疲れがあるのか終盤は完全についていけて無かった。
ブエノと弦太をカバーをするハズの選手まで一緒に躱されちゃぁ・・
あと攻撃時に3人とも最終ラインに張り付いていては確実に攻撃で人数足りなくなるので、指示なのかもしれないがもっと上がっても良かったのではと思う。

トシは・・・もう何だろうね。
元々ムラのある選手だが、ここ数試合の出来は・・・
1本だけノヴァコヴィッチに出したクロスが良かったが、それ以外ではボールは収まらないし、パスを前に出せず後ろの戻すばかりだし、シュートも打てない、といいとこがない。

心配なのはロストが多すぎるのか、せっかくいい動きしても味方がパスを出さなくなりつつあるように見えた事。
思い切りの良さとストライカーらしいマインドが長所だと思うので、変に縮こまらなければいいけど。


【次節について】
ブログ書いている時点で甲府とC大阪の試合が始まっていないのでどうなるかわからないけど、場合によっては一気に降格圏に入ります。

そうなってくると同じく本日敗れた大宮との一戦は単に勝ち点3以上の重要な意味を持ちます、というかもし負ける事があれば勝ち点が並び得失点差で負ける事になるのでもう一気に崖っぷちです。

もう後がありません。

変なプライドとかいらないので、死に物狂いで残留を勝ち取って欲しいです。
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【2014Jリーグ第24節】清水エスパルス☓ヴィッセル神戸の戦評 [エスパルス]

完敗で降格へのカウントダウン開始。

清水エスパルス1−3ヴィッセル神戸
11分 [神]ペドロ ジュニオール
39分 [神]マルキーニョス
58分 [神]ペドロ ジュニオール
69分 [清]ノヴァコヴィッチ

【総評】
ミスから失点し、カウンターから追加点を決められる。
攻めてもミスや消極的なプレーに終始し見せ場を作れない。
まぁ、いつも通りですね。

一応、相手の決定的なミスを突いて1点返してからは、相手が引いた事もあって攻める時間が増えたが、そこでもトラップ、連携、パス、判断、etcでミスを量産し自らチャンスを潰す。
ATには負けているチームとは思えない見事なボール回しを披露し、時間を使いたい神戸側と思惑が一致し何も起こらずタイムアップ。バカなんじゃないかな。

浦和戦の大敗から何の上積みも見せれずの完敗。
良かったことは降格争いしているライバルも敗れた事くらいか(大宮は勝ったけど)。

降格争いが相応しい残念な内容でした。


【選手たちについて】
★良かった選手
本田 拓也
 怪我で負傷も交代するまでの間はガッツ溢れるプレーで中盤を支えました。
 45分しか出なかったけど個人的にはMVP。

ノヴァコヴィッチ  何度からしくないミスはあったものの、相手のミスをついてからの得点は見事。
 ポストでも勝てるシーンが何度かあり、どちらかと言えば質の高いボールを供給出来なかった周りの問題か。

大前 元紀
 らしくないミスも目立ったが、得点シーンはプレス&パスと99%元紀の得点といってもいいくらい。
 惜しむべきは自身がフィニッシャーとなるシーンがほとんど無かったこと。河井くんや竹内くんはいつ戻ってくるのか・・・

★残念だった選手
高木 俊幸
 あのトシっぽい人だれ? と思えるくらいの酷さ。
 前半で変えられて当然というより、よく前半我慢したなというくらいだった。
 次節はスタメンは別の人でお願いしたいです。

イ キジェ
 トシの酷さの影に隠れていたが、3失点全てに絡むなど影のMVP。
 というかトシをサイドで孤立させてたし、共犯者じゃないかな。
 本拓の怪我が無ければトシと一緒に交代されても不思議じゃなかった。

ブエノ
 守備面では(まぁ)及第点も、攻撃面では大ブレーキ。
 トラップは流れるし、ドリブルは不安定だし、パスも通らず、そもそも判断も遅い。
 守備固めとしては計算できそうだが、トータルで見るとヤコヴィッチの方がいいのでは。 


【ミスについて】
ミスを恐れず、積極的には、公式プレビューで言われた言葉だが実際はミスが原因で失点を重ねての敗戦。

とは言え、試合後の本田拓也のインタビューで語られている通り、ミスが出るのは仕方ないと思う。

だけど・・・
今エスパルスで問題になっているミスは、何というか基本的というか、つまらないミスが多すぎる。
クリアもそうだけど、トラップやパスなんかもミスが多く、この辺りってサッカー選手としての基本じゃないのか。

こっからは自分の推測なんだけど、ミスを恐れすぎちゃってプレーの選択肢を狭めちゃってんじゃないかな。
例えば、この試合何度も目についたのが、裏にフリーランニングする選手を見えていてもパスを出さずに後ろに戻すシーン。
何で出さなかったのかはわからないが、結果として戻したパスをチェイスされてGKまで戻って、GKのキックを拾われて相手ボール。
相手から見るとノンリスクでマイボールに出来てるんだよね。

そういったプレーが個々の選手というより、チーム全体で見られてしまうのが今のチームの現状なんじゃないかな。

選手個々であれば対策は取りやすいが、チーム全体だと個別で対応しても効果が薄く問題が長期化しやすい。
監督交代というのはこれを打開するための荒療治というか、賭けの1つでもあるんだけど、今のとこその賭けは悪い方に出てきてしまっている。

このまま行っても運頼みのジリ貧なので、いっそ開き直る事も必要かと思います。
ドン引きしたり、もしくは4バックに戻し超攻撃に振り切る、いずれも賭けなんですが、残念ながら残り10試合という状況は賭けに出なくては行けない時期かと思います。

※9.21一部修正


【次節について】
運良く降格争いしているライバルがこぞって敗れたおかげで順位は変わらなかったけど、1つ上の名古屋が勝って勝ち点差が5に開いたので降格争いはエスパルス・仙台・甲府・C大阪・大宮・徳島の6チームに絞られつつある。

次節のG大阪は三羽鴉通しの監督対決が注目されそうだが、順位、チーム状況、相性どれをとっても勝ち目が薄い。
祝日火曜日開催という事で中2日という事を考えると、主力は休ませてもいいんじゃないかと思う。

具体的にはノヴァコヴィッチと今日怪我だった本田拓也、あとは元紀や平岡も。
G大阪戦の次にある大宮戦、C大阪戦は残留に向けた天王山です。

分の悪いG大阪戦で主力を出して敗れて、それが元で大宮戦やC大阪戦を落としたらマジで降格です。
本当にエスパルスを降格させたくないのであれば、意地やプライドを捨ててでも出来る事をやって欲しいです。
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エスパルスの残留に向けた目標 [エスパルス]

本日この後行われる神戸戦を入れて今季も残り11節になりました。
本来であれば優勝争いをして欲しかったのですが、現実は甘くなく降格争いに巻き込まれてしまいました。

そろそろ負けても試合内容は良かったとか言っている場合じゃないので、実際に残留を目標にしたと仮定して今後の戦い方を考えてみました。


まずは現状について。
清水エスパルス
23節終了時で13位
7勝12敗4分(勝ち点25)
得点28 失点40(得失点差-12)


現在の勝ち点は25ですが、残留するために必要な勝ち点を過去5年のデータから推測してみます。
年度:降格-残留の勝ち点
2013年:25-37(15位:甲府, 16位:湘南)
2012年:39-40(15位:新潟, 16位:神戸)
2011年:33-36(15位:浦和, 16位:甲府)
2010年:36-38(15位:神戸, 16位:FC東京)
2009年:34-39(15位:山形, 16位:柏)


2013年の降格チームの勝ち点はイレギュラーとして、実際に残留したチームの勝ち点を見ると、

36〜40で30台後半が必要水準になることが推測されます。

残留するための目標となる勝ち点を40と設定した場合、エスパルスは残り11試合で勝ち点15が必要になります。
それを達成するために最低ラインとなる戦績は以下の通りとなります。
5勝6敗0分 | 4勝4敗3分 | 3勝2敗6分 | 2勝0敗9分


残り11試合で2敗以下は現実的ではないので、目指すべきは"5勝6敗0分" or "4勝4敗3分"が現実的な目標だと考えられます。

残り11試合で負けられる試合の上限は6試合。
引き分けも盛り込むのであれば、4敗以内に抑える必要があります。

次に、残り11節での対戦相手を見てみます。
対戦日対戦チーム現在の順位前半戦結果
9/20[A]神戸6位△1-1
9/23[H]G大阪5位●1-4
9/27[A]大宮17位○2-0
10/5[H]C大阪16位●1-4
10/18[A]横浜FM10位●0-1
10/22[H]新潟11位●1-2
10/26[H]広島9位△1-1
11/2[A]川崎F2位●0-2
11/22[H]名古屋12位○3-2
11/29[A]柏8位○3-0
12/6[H]甲府15位○1-0


前半戦での結果は11試合で4勝2分5敗(勝ち点14)なので、目標に必要となる勝ち点は+1。
こうして見ると残留に対する目標は十分現実的だと思えます。

次に各対戦相手との対戦成績を見てみます。
通算で見てもあまり意味はなさそうなので、ゴトビ前監督就任後である2011年以降で見てみます。
神戸:4戦1勝1敗2分(Aは2戦1勝1分)
G大阪:5戦4敗1分(Hは2戦2敗)...4連敗中
大宮:7戦4勝1敗2分(Aは3戦1勝1敗1分)
C大阪:7戦4敗3分(Hは3戦3分)
横浜FM:7戦4敗3分(Aは3戦2敗1分)...4連敗中
新潟:7戦1勝6敗(Hは3戦1勝2敗)...6連敗中
広島:7戦2勝4敗1分(Hは3戦1勝2敗)
川崎F:7戦5敗2分(Aは2戦2敗1分)...4連敗中
名古屋:7戦4勝2敗1分(Hは3戦3勝)
柏:7戦1勝5敗1分(Aは3戦2敗1分)
甲府:5戦5勝(Hは2戦2勝)


この中で勝ち越しているチームは"相性が良い"、負け越している場合は"相性が悪い"として振り分けてみます。
◎相性が良いチーム
甲府、大宮、名古屋
●相性が悪いチーム
G大阪、横浜FM、新潟、川崎F、C大阪、広島、柏
△相性が良くも悪くもないチーム
神戸

対象試合数が少ないのであくまで目安として捉えて欲しいのですが、それでもここ2年リーグ戦で勝てていない(4連敗以上)しているチームが4チームもあります。

勝負は時の運の部分もありますが、目標を達成するために許された敗戦は4敗〜6敗ということを考えると相性的に難しい相手が4チームも残っている現状は決して楽観視出来きません。

しかも前半は、相性的には良くない広島に引き分け、柏に勝利(リーグ戦では2008年以来6年ぶり)するといういわゆる金星を上げているので、後半も相性の悪い相手から最低でも5以上の勝ち点を稼ぐ必要があります。


ここで最初に書いた目標である"5勝6敗0分" or "4勝4敗3分" ですが、単純に相性で結果を予想すると3勝7敗1分で目標を達成することが出来ません。

引き分けゼロは現実的に難しいと思うので、4戦4敗3分を目標と置いて考えます。

そうすると相性の悪い相手から"1勝2分"以上の結果を出すことが求めまれます。
しかも、相性が良いチームにはキチンと勝ちきり、そうでもないチームはちゃんと引き分けるという事が大前提です。


相性の悪いチームはどこも難敵ですが、勝って欲しいのがC大阪。
現在16位という残留を争うライバルでもあり、トータルでの相性は悪いがホームに関して言えば3戦3分で負けていないので、是非とも勝って欲しいと思います。

次に勝てずとも引き分けに持ち込んで欲しいのが広島と新潟。
まず新潟は相性的には最悪だけど、試合内容で見るとそこまで差が無くここ数試合は1点差のゲームが続いているので、何とか勝てないまでも引き分けに持ち込んで欲しい。

広島はハマられると大敗の恐れがあるが、何気に優勝した年でも2勝していたり不思議な相性を持ったチーム。
前半戦も引き分けに持ち込めてたし、後半戦はホームなので何とか意地を見せて欲しい。

以上を踏まえて、今後11試合で目標にして欲しい戦績がコチラ。
4勝:甲府、大宮、名古屋、C大阪
3分:神戸、広島、新潟
4敗:G大阪、横浜FM、川崎F、柏


これで勝ち点15で残留となります。


もちろんサポーターとしては、この目標を"いい意味で"裏切ってくれる事を期待しています。

そのために”引き分け"を目標とした本日の神戸戦、勝利する事を願っています。
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