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【Jリーグ第27節】清水エスパルス☓ヴァンフォーレ甲府の戦評 [エスパルス]

繰り返された開始直後の失点も大前の復帰後初のマルチとなる得点で辛勝。

清水エスパルス2−1ヴァンフォーレ甲府

【総評】
一言で語るなら前節の横浜戦とは逆にツキがあったとおもった一戦だった。

横浜戦ではポストとバーに合計3回弾かれたが、今回の試合ではポスト1回、バー1回、おまけに微妙なジャッジ1回と同じ3回救われたと思った場面があった。

とはいえ前節の横浜よりはエスパルスはチャンスを作れていたと思うが、何らかの不思議な帳尻が働いたような一戦でした。甲府には気の毒だったと思うけど。

ただ、こういった"運"に頼るのではなく、もっと実力で試合を決めれるようになればもっと上位を狙えると思うんだけどな・・・

少なくとも前半から後半途中までは十分そのチャンスを作れていたし。
そこで決めきれず終盤相手の猛攻をがっつり喰らってしまうあたりが色々ともやもやしてしまうんでしょうかね。

とはいえ長らく居座っていた13位という順位を返上し、終盤勝ち点を上積み出来そうな状態にはあるのかな、と期待しています。

さすがに優勝は現実的に厳しいが、勝ち点的には賞金圏内は十分狙えるので、少しでも多く賞金をもらって、きっと喰らうであろう反則金を相殺できるようにして欲しいです。


【試合の入り方について】
まるで鹿島戦でのリプレイを見ているような失点だった。
キックオフから一気に右サイドの裏を突かれ、クロスから中に走りこまれての失点。

思えば前節の横浜戦でも開始5分以内に失点しており、過去の試合を振り返っても前後半開始から5分以内での失点が目立つ。

このデータは当然相手も把握しているので、今後もキックオフ直後から仕掛けてくるチームは増えてくると思う。

単純にキックオフ後はドン引きするのも1つの手だと思うが、横浜戦ではそこからほぼ一方的に攻めこまれて、結局は失点しており、序盤の主導権を相手に受け渡すことを意味するので難しいところ。

過去の早い時間での失点は簡単にSBが裏を取られる事に端を発しているので、本職ではないので不慣れだとは思うが何とか踏みとどまれるよう頑張って欲しい。


【良かった選手・微妙だった選手】
MVPは文句なしで2得点挙げた元紀かな。
欲を言えば最後でトラップミスしてしまったチャンスをきっちり決めてハットトリックを達成して欲しかったけど。

次点で良かったのは石毛くん。
一時期は迷いがあったか中途半端なプレーが目立っていたが、最近は攻守に渡って目立つシーンが多く、徐々に持っている才能を開花してきたんじゃないか、そんな期待を抱かせるだけの出来だと思う。

それ以外で目立ってたのは途中出場した吉田くん。
投入された時点では左サイドが壊滅に近い状態だったので、そこから本来持っている粘り強い守備で一気に安定させたのはさすがの一言。

本職でない選手にSBスタメンの座を奪われている今の状況は色々と思う所があると思うが、スタメン奪取に向けていいアピールが出来たんじゃないかと思った。

あとはGK櫛引くん。
最初はちょっとフワッとしてしていたが、終盤の相手の猛攻ではファインセーブを連発しツキに助けられば部分もあったが勝利に十二分貢献出来てたと思う。


逆にこの試合で残念だった選手。
やはり途中交代したトシと河井くんの左サイドコンビはあまり良くなかった。

トシは元々球離れが悪いが、これまでは体がキレていたのでボールを取られずチャンスに結びつける事が出来たが、ここ最近はちょっと判断の遅さが目立つようになっている。

それに引っ張られてしまってか、本来球離れのいいハズの河井くんもちょっと持ちすぎてると思うシーンが何度かあり、結果として左サイドの攻撃を停滞させているような気がする。

前半9分にトシが抜けだしたシーンのように簡単に叩いた方がチャンス作れている気がするんだけどな・・

現在は右サイドが好調なので何とかなっているが、チームがさらに突き抜けるためには左サイドからの攻撃が機能するのが必要不可欠なので、なんとしても早く調子を取り戻して欲しい。

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