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【Jリーグ第2節】清水エスパルス☓横浜Fマリノス [エスパルス]

【注意】本日は愚痴多め&長文


穏やかな晴天に恵まれ、風も少ないベストコンディションで行われたホーム開幕戦。
結果は、今季というか、ゴトビ体制になってからワーストとも言える内容での完敗でした。

清水0 - 5横浜

【戦評】
試合開始時はほぼ互角の状態だったと思う。5分くらいだけど。
ただし、ミスから相手にCKを与え、そのCKで栗原のヘッドがポストを叩いた辺りから怪しくなります。
マリノスの前線からのプレスにより清水は前にボールを運べず、続くCKからバレーのOGによりマリノスが先制。まぁこれは俊輔のCKが凄すぎたんだけど。

その後はやや膠着するも、高木くんと石毛くんのポジションが代わった辺りから右サイドが活性化。
中の硬さやシュートミスなどがあり決定機までは至らずも、よい崩しから何度かチャンスになりかける場面があり流れを掴みかけたかと思いきや・・・

前半残り僅かの39分。
俊輔のパスから裏に抜け出した兵藤が決め、そのまま前半を0-2で折り返す。

前半に関してだけ言えばそこまでゲームというか守備は破綻してなかった。
2点目のラインコントロールは問題だが、1点目はどうしようもなかったし。
得点の匂いが皆無だったので、続けていても逆転の可能性はなかったと思うが。


問題は後半。

後半開始とともにスタメン復帰した川井くんを下げ、瀬沼くんを投入し大宮戦で機能した2トップへの変更。

後半開始から中盤あたりまでは前線に起点が増えたこともあり、バレーが生きるようになる。
前半はあまり目立ってなかった左サイドの内田くんの上がりも増え、シュートまで行かずとも惜しいクロスが増え得点の匂いが感じられるようになる。

ゲームが崩れ始めるのは後半60分。マリノスが齋藤学を投入してから。
前半から俊輔を止められずチャンスメイクされまくっていた中で、ドリブラーである齋藤学の投入は本当に効いた。

俊輔のパスに兵藤の裏への飛び出し、そこへドリブルで切れ込む斎藤学。
これで中盤のパワーバランスは一気にマリノスへ傾き始め、清水はせっかくの2トップにボールが徐々に入らなくなる。

そんななかで行われたゴトビ監督の珍采配、中盤で奮闘していた浩太を何故か下げ、八反田を投入。
八反田投入自体はわからなくもない。前にボールを運ぶ人がいないから。
試合後の監督コメントで膝の怪我とか語っていたが、なら何故潰し役をこなせる大輔を入れなかったのか。

試合は71分、斎藤学のドリブルから粘って最後はマルキーニョスで0-3。
事実上ゲームはこの瞬間に決まりました。

その後案の定というべきか、中盤をもはや完全といってもいいほどにマリノスが制圧。
攻撃を期待されて投入された八反田もボールが回らず、受け取りにボランチの位置に下がってくるシーンがチラホラ。

打ち手の無い清水は最後の交代で翔さんを内田に替えて投了、じゃなく投入。
翔さんうんぬん以前に今の中盤じゃメッシ入れても無理だろうって感じなんだけど。

そんな見る影もないほど組織が崩壊した清水を尻目に横浜はチャンスを量産。
実際にマルキに追加で2点取られハットトリック達成。
清水は得点どころかシュートすらほとんど見られず、終了。


【総評】
総評は試合後に監督が語っている内容とほぼ自分も同じです。
逆に言えばゴトビ監督がわかっているのであればまだ救いはあると思う。・・たぶん。


【3ボランチシステムについて】
このシステムは相手のボランチがぽっかりと開きますね。
いちおバレーが見てますがそんなに激しく行ってないし。

ここにバレーや石毛くん、高木くんが行けばバックラインに戻し、ボランチが来れば開いた選手に縦パス、回してる間も前線の選手は裏を狙い続け、タメが作れればSBが上がり数的有利になった所でサイドを使う。

いや本当に完璧な3ボランチ対応ですね。本当にありがとうございました。

特に前半途中からこの位置を俊輔に使われまくってチャンスを量産されていました。
まだ成熟していないシステムの対策がここまで完璧にハマってしまったのを見てゴトビ監督の心中はいかに。


【2トップシステムについて】
後半途中から組織が崩壊するまでは、まずまずだったと思う。
守備面での危なっかしさは相変わらずだが、攻撃面でチャンスが産まれるし、前回の大宮戦と違ってパワープレー以外でサイドからのいい崩しもあった。

何よりバレーが生きそうである事に希望を覚える。
正直今季の出来はバレー次第だと思っているので。


【今後について】
いちファンである自分がこんなところでひっそりと書いてもどうにもならないと思うが、ただ愚痴や反対意見だけ述べるだけだとアレなので自分が監督なら・・と思って改善策を。

まず新システムである3ボランチをやめます。
キャンプでやってきた事の大半が無駄になるけど、PSMから本日まで試合を観ていて正直上積みを感じられないので。

しかもこのシステムは、ボランチの3人は運動量・攻撃力・守備力すべてが高いレベル、言ったら遠藤みたいな選手がいないと成り立たないと思う。

正直、今の清水の選手層だと将来はわからずとも現時点では無理なので素直に諦めます。


では2トップかと言うとそうではなく、昨季のシステム(4-2-1-3)に戻します。
ボランチは浩太と大輔の2人。4バックは 内田・平岡・ヨン・高木 とします。
トップ下は八反田、トップの3人は 高木・バレー・川井 にします。

SUBは、瀬沼、石毛、白崎(or樋口)、イ・ミンス(or 六平)、廣井(or 犬飼、吉田)、櫛引

石毛くんは非常にいい素質を持っていますが、体の使い方やフィジカル面で劣ります。
今回対面したドゥトラはその辺がベテランらしく上手かったため、しっかり抑えらてしまいました。
おそらくまだ白崎くんの方がいいのでは。

あと、体が出来上がってないのに酷使して、川井くんのように疲労骨折にならないか心配です。
チャンスは上げるとしても基本はジョーカー役がいいかと。

基本は昨季までの戦術で行き、点を取りたい時は2トップにするようにします。
昨季終盤勝てなかったのを気にして今季はシステムを変えたと思うけど、今季はちゃんとしたCFを補強できたし、選手も違うので変わると思うんだけどなぁ・・・


まぁこうやって好き勝手に色々な妄想をするのは楽しくていいですね。
実際に考える方は責任やらプレッシャーやらあってもっと大変だと思うけど。。。

とりあえず思わぬ大敗をした本日。
ただ、それでエスパルスのサポーターを辞めようとは微塵も思わないので、ぜひとも立てなおして念願であるタイトルに向かって進んでいって欲しいと思います。
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