今更ながら清水エスパルス前半戦の振り返りと後半戦に期待する事を書いてみる [エスパルス]
ネイマールが骨折とは・・ 注目された22歳10番対決でまさか2人とも姿を消すことになるとは。
そんなW杯決勝トーナメントの熱戦のなか、2週間後に迫ったJリーグ再開に向け、だいぶ今更ですが我らがエスパルスの中断前までの振り返りと中断明け以降に期待する事を書いてみたいと思います。
【中断までの振り返り】
ノヴァコヴィッチが加入し、元紀や本拓が最初からいるということで近年稀に見るほど期待値が高かった今シーズンですが、リーグ戦の勝ち点は昨シーズンと同じで、ナビスコ杯も予選敗退と、残念ながら期待ハズレと言ってもいいような結果になってしまいました。
試合内容では、横浜戦など何試合か例外を除けば上位陣相手にも互角以上の戦い方を行えており、昨季と比べれば成長を感じられた部分ですが、決めるべき時に決めきれないという皮肉にもW杯本戦における日本代表と同じ症状で勝ち点を伸ばせなかった事が悔やまれます。
このもどかしい状態はデータにも出ていて、
Football LAB：清水エスパルス2014シーズンサマリー
↑サイトのデータを見ると、クロス本数が3位で過去(2013年9位、2012年7位)に比べ本数が1試合で2本以上アップするなどサイド攻撃に磨きがかかっている事がわかります。
この辺りは試合内容が良くなっている事とも関係している事が推測されます。
一方で、シュート数になると16位で数値的には過去とあまり変わらないです。
クロス本数が増えているのにシュート数が変わってないことは、クロスの成功率があまり高くない事を示していると思います。
また、枠内シュート数も11位で過去に比べればマシになっているけど、シュート数が少ない事を考えると精度があまり高くない事を示しています。
以上の事から、クロスまでの形を作れるようになったがフィニッシュに至る精度が向上していない事がわかり、それが決めるべき時に決めきれていないという印象を受ける原因になっているんじゃないかな、と。
至るトコで語られていますが、クロスに対し中でポイントとなれる長沢の離脱は痛かったですね・・
守備については、データを見る限りはセットプレーから失点したのは1点のみと、感じているよりはセットプレーからやられてないです。
セットプレーのこぼれ球を拾われての失点はカウントされていないので、それらも含めるとわからないですが、被攻撃回数も過去より改善しているので、守備が改善されている事はデータ上からもわかります。
これらを踏まえた前半戦の総括としては、チーム力が向上したのは間違いないが、フィニッシュ、もしくはフィニッシュに繋がるプレーの精度を欠いたため勝ち点を積み上げられなかった、という事が言えると思います。
【後半戦に期待したいこと】
既にキャンプの情報が入ってきて、今のとこトップ下を竹内・六平の2枚で、1ボランチに本田拓也を置く形で結果が出てるみたいですね。
VS HondaFC
VS 慶応義塾大学
本田拓也は健太体制下でも１ボランチをやっていたので、能力的には十分こなせると思います。
前半戦はトップ下の選手が消えている時間が長かった(というか飛ばされてしまう形が多かった)ので、2枚にする事でうまくノヴァコヴィッチをフォロー出来れば、得点は増えると思います。
新ポジションの効果か、元紀も連続で得点を挙げるなど復調傾向だし、サブ組では高木善が存在感を示しているなど、攻撃陣に明るい話題が多く中断空けも期待出来そうです。
一方で、１ボランチだとサイドの選手が上がったあとのケア、それをケアしに行った後でのバイタルや逆サイドが心配なので、せっかく安定してきた守備が崩壊しないようにして欲しいと思います。
キャンプ中の練習試合は実際に観たわけじゃなく、公式レポートやTwitter、ブログなどから得た情報によると、格下相手でも何度かピンチを招き、HondaFC戦では2失点もしてるので、守備面では不安が残ります。
あと守備面で気になるのが既に公式でも発表された大輔のレンタル移籍。
最近ボランチでは出番を失っていても、持ち前の対人能力やCBも出来るユーティリティはチームにとっては貴重な戦力であったので、純粋に痛い。
しかし、ロンドン世代として次のW杯にはメンバー入りして欲しい選手であるので、徳島に行って試合に出てより成長してエスパルスに帰ってきて欲しいと思います。
W杯もベスト4が決まり始め、残り数試合となってきましたが、W杯の終わりが近づく事はJリーグの再開も近づくという事なので、W杯を楽しみつつ、Jリーグの再開も心待ちにしていきたいと思います。
そんなW杯決勝トーナメントの熱戦のなか、2週間後に迫ったJリーグ再開に向け、だいぶ今更ですが我らがエスパルスの中断前までの振り返りと中断明け以降に期待する事を書いてみたいと思います。
【中断までの振り返り】
リーグ戦：９位 5勝3分6敗(勝ち点18) 18得点18失点
ナビスコ杯：予選敗退 3勝0分3敗 9得点9失点
ノヴァコヴィッチが加入し、元紀や本拓が最初からいるということで近年稀に見るほど期待値が高かった今シーズンですが、リーグ戦の勝ち点は昨シーズンと同じで、ナビスコ杯も予選敗退と、残念ながら期待ハズレと言ってもいいような結果になってしまいました。
試合内容では、横浜戦など何試合か例外を除けば上位陣相手にも互角以上の戦い方を行えており、昨季と比べれば成長を感じられた部分ですが、決めるべき時に決めきれないという皮肉にもW杯本戦における日本代表と同じ症状で勝ち点を伸ばせなかった事が悔やまれます。
このもどかしい状態はデータにも出ていて、
Football LAB：清水エスパルス2014シーズンサマリー
↑サイトのデータを見ると、クロス本数が3位で過去(2013年9位、2012年7位)に比べ本数が1試合で2本以上アップするなどサイド攻撃に磨きがかかっている事がわかります。
この辺りは試合内容が良くなっている事とも関係している事が推測されます。
一方で、シュート数になると16位で数値的には過去とあまり変わらないです。
クロス本数が増えているのにシュート数が変わってないことは、クロスの成功率があまり高くない事を示していると思います。
また、枠内シュート数も11位で過去に比べればマシになっているけど、シュート数が少ない事を考えると精度があまり高くない事を示しています。
以上の事から、クロスまでの形を作れるようになったがフィニッシュに至る精度が向上していない事がわかり、それが決めるべき時に決めきれていないという印象を受ける原因になっているんじゃないかな、と。
至るトコで語られていますが、クロスに対し中でポイントとなれる長沢の離脱は痛かったですね・・
守備については、データを見る限りはセットプレーから失点したのは1点のみと、感じているよりはセットプレーからやられてないです。
セットプレーのこぼれ球を拾われての失点はカウントされていないので、それらも含めるとわからないですが、被攻撃回数も過去より改善しているので、守備が改善されている事はデータ上からもわかります。
これらを踏まえた前半戦の総括としては、チーム力が向上したのは間違いないが、フィニッシュ、もしくはフィニッシュに繋がるプレーの精度を欠いたため勝ち点を積み上げられなかった、という事が言えると思います。
【後半戦に期待したいこと】
既にキャンプの情報が入ってきて、今のとこトップ下を竹内・六平の2枚で、1ボランチに本田拓也を置く形で結果が出てるみたいですね。
VS HondaFC
VS 慶応義塾大学
本田拓也は健太体制下でも１ボランチをやっていたので、能力的には十分こなせると思います。
前半戦はトップ下の選手が消えている時間が長かった(というか飛ばされてしまう形が多かった)ので、2枚にする事でうまくノヴァコヴィッチをフォロー出来れば、得点は増えると思います。
新ポジションの効果か、元紀も連続で得点を挙げるなど復調傾向だし、サブ組では高木善が存在感を示しているなど、攻撃陣に明るい話題が多く中断空けも期待出来そうです。
一方で、１ボランチだとサイドの選手が上がったあとのケア、それをケアしに行った後でのバイタルや逆サイドが心配なので、せっかく安定してきた守備が崩壊しないようにして欲しいと思います。
キャンプ中の練習試合は実際に観たわけじゃなく、公式レポートやTwitter、ブログなどから得た情報によると、格下相手でも何度かピンチを招き、HondaFC戦では2失点もしてるので、守備面では不安が残ります。
あと守備面で気になるのが既に公式でも発表された大輔のレンタル移籍。
最近ボランチでは出番を失っていても、持ち前の対人能力やCBも出来るユーティリティはチームにとっては貴重な戦力であったので、純粋に痛い。
しかし、ロンドン世代として次のW杯にはメンバー入りして欲しい選手であるので、徳島に行って試合に出てより成長してエスパルスに帰ってきて欲しいと思います。
W杯もベスト4が決まり始め、残り数試合となってきましたが、W杯の終わりが近づく事はJリーグの再開も近づくという事なので、W杯を楽しみつつ、Jリーグの再開も心待ちにしていきたいと思います。
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