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【Jリーグナビスコ杯】清水エスパルス☓ヴァンフォーレ甲府の戦評 [エスパルス]

今季初となる崩しての得点と明るい材料はあるも課題となっていたセットプレーから失点し、相性のいい甲府相手に引き分け。

清水エスパルス1 - 1ヴァンフォーレ甲府

【総評】
メンバーを大幅に入れ替えるとの報道もあったが蓋を開けて見れば、GK櫛引とDF犬飼を除けばリーグ戦出場メンバーで固められていて、結果重視で来たなという印象。

それだけに勝ちたかった。

内容に関しても、良いとは言えないまでも開幕から4試合の中では最もマシだった。
何よりセットプレー、パワープレー以外で初めてサイドから崩しての得点も出来たし。

セットプレーに関しては仕方ない部分もあるが、今回みたいに凌いだ後にクリアの部分でミスがあっての失点というのは実にもったいない。。。

とは言え、最悪期は抜けて徐々に上向きになっているとは思うので、次節というか今日このあとの静岡ダービーで勝って勢いをつけて欲しいと思います。


【戦評】
前半半ばまでは完全に清水ペース。

得点シーンはスカパーの解説の人もベタ褒めしていたが、本当にチームとしての意図が出た素晴らしい得点だったと思う。

その後も今季初の先制で体が軽くなったのか暫くはうまくボールを回せ、決定機とまではいかずともチャンスもあった。

怪しくなったのは14分のカウンターから決定機を作られたから。
エスパルス側が必要以上に警戒してしまったからか、甲府側が落ちついて来たためか、ともかく甲府側がボールを回せるようになり徐々に甲府ペースに。

そして前半32分。左FKからのボールは一度GKが弾くがそのボールを俊幸とヨンアピンが半ばお見合いに近い形でクリアが中途半端になり、そこを上手くウーゴに繋がれての失点。

その後はややボールは清水が支配するが、序盤のようなパスワークは見れずどちらかと言えば持たされているような展開で、なかなかチャンスを作れないまま前半終了。


後半に入ってバレーを投入するも、中々チャンスが作れない。
やや膠着気味の展開が続くなか、後半18分。瀬沼を投入し2トップへ。

ここからはエスパルスが前がかりになり、カウンターから甲府がといった感じでどちらもチャンスが生まれ始める。

この中で後半23分。
中で繋いで落として外から吉田のクロスから大外の大輔のヘッドというシーンは、先制点とは違った形にはなるが単なるパワープレーではない2トップの新しい可能性として面白い形だった。

後半33分。
浩太の代わりに2ボランチの一角を卒なくこなしていたイ・ミンスに替わって内田投入。

終盤はその内田からのセットプレーで何度か見せ場を作るも点は生まれる試合終了。


【新戦力について】
昨季からゲームに出ていた石毛くんと瀬沼を除くと、イ・ミンスと内田くんは今のところ期待以上の働きをしていると思います。

バレーは未だ公式戦無得点は期待はずれと言わざるを得ないところ。
ただ、この試合の終了間際に見せた振り向きざまのボレーは、得点の匂いを感じさせるプレーだったと思います。

1点取ってくれれば乗ってくると思うし、早く点を取ってチームごと乗せて欲しい。

それ以外で個人的に期待している選手は、白崎くん、樋口くん、加賀美くんの3人です。

共にベンチ入りすらしてない状況ですが、昨季数えるしか見れなかった白崎くんの柔らかいトラップからのパスは今のチームにないリズムをもたらせてくれると思います。

樋口くんはJ2に1年武者修行に行き、出戻り組の中では抜けた出場数を誇っています。
練習試合でも点をとっているみたいだし、俊幸が不調の今は試してみたいと思います。
また、本当に岡崎のようなプレイスタイルであるなら今のチームに必要だと思うので。

あとは加賀美くん。
プレーはYutubeのダイジェストくらいしか観たことないので何ともですが、サテライトの中でよく点を決めているので決定力を持ってそうな期待をしています。
サテでの活躍がそのままトップに繋がるとは思いませんが、かつて期待値は低かったがサテで点を取りまくってそのまま一気に駆け上がった岡崎のような例もあります。
石毛くんと連携できそうだし、個人的には期待してます。


【今後について】
冒頭にも書きましたが、内容が上向きなのは間違いないと思います。

ただ、横浜以降は湘南、甲府と正直レベル的には1ランク劣る相手だったと言う事、そしてその相手に対し内容で圧倒できず引き分けたという事は忘れてはならないと思う。

それを踏まえると、本日の静岡ダービーが真価を問う重要な一戦になると思います。

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