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【Jリーグ第13節】清水エスパルス☓ベガルタ仙台の戦評 [エスパルス]

バレー不在も、若手が躍動し中断前にやっと観れた今季ベストゲーム。

清水エスパルス2−0ベガルタ仙台

【総評】
スカパーのリプレイでエスパルスのシーンが相手を上回ったのはいつ以来だろ?
それほど今季のエスパルスは内容が低調だったのだが今回の試合は違った。

新システムが機能した。
バレー不在がいい方向に作用したこ。
相性を意識してか仙台側にミスが多かった。

結果論で語れば要因はいくつも思い浮かぶ。
ただ、今回は今まで観れなかった"積極性"が選手からみられた、それが一番大きかったんじゃないかと思います。

象徴的だったのが前半34分の河井くんのミドルシュート。
枠を捉えるもキーパー正面だったので得点にはならなかったが、いつもどおりだったらサイドに散らして、シュートで終えることは無かっただろう。

全ての時間帯で全ての選手が積極的に動けていた訳ではないが、今日がリーグ初出場の六平を始め要所要所で仕掛けようとするシーンが数多く見られた。

仕掛けにはリスクが伴うので、それによって逆の結果になっていても不思議ではなかった。
ただ、サイドでの仕掛け、球際での競り合い、今日のゲームはお金を払って観に行く価値があった好ゲームだったと思う。


【新システムについて】
正直、守備は危なっかしい。

前半は仙台側に意図的に狙われていなかったから特に大きな問題になってなかったが、おそらく指示が飛んだであろう後半はここで起点を作られ押し込まれた時間帯が目立った。

そのためもしもこのシステムを今後も使っていく事にするという事は非常に大きなリスクだと思われる。


ただ、攻撃面での効果は抜群だった。

先制点のシーンで、吉田・竹内・村松でボールを回し、最後は中で河井。
今季、このような複数な選手が絡んで崩したシーンを見れたのは何回目だろうか?

中盤が躍動している。そんなセリフを解説から聞いたのもいつ以来だろう。
若手主体でもボールを回せる選手は揃っているので、そういった選手の力が発揮されたのだと思う。


攻撃と防御、どちらを取るかはエスパルスのみならずフットボール界の永遠の課題だと思われるが、少なくとも今のエスパルスは起用に守りきりを狙うようなチームではないと思うので、多少のリスクは仕方ないとしても今回の攻撃的なシステムを採用して欲しいと思う。


今回の試合を最後にJリーグは1ヶ月を超える長い期間の中断に入ります。
サポーターとして長い中断前の試合を勝って終わるか、負けて終わるかでメンタルが大きく違いますw

なので最高の終わり方をしてくれたチームに感謝しつつ、中断後にさらに成長して帰ってくるチームを楽しみに待っていたいと思います。
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