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【2014Jリーグ第14節】清水エスパルス☓ヴィッセル神戸の戦評 [エスパルス]

今季最高の試合内容を見せるも決定機で決めきれず、ドロー決着でリーグ戦中断へ。

清水エスパルス1−1ヴィッセル神戸
61分 [神]小川 慶治朗
66分 [清]杉山 浩太

【総評】
内容的には今季最高の出来と言っても過言でないくらい良かったと思う。

シュート数17本はナビスコ杯を含めても今季最多。
ただ数を打っただけでなくチャンスや決定機も作れており、サイド一辺倒じゃなくミドルや崩しからなど様々な形で打てていたように見えた。

失点こそしたが、神戸に与えた決定的なチャンスは前後半1回の計2回くらいしかなかったんじゃないかな。
それくらい押し込めていた。

それだけに1点しか取れずに引き分けたのは、もったいなかったなぁという思いが強い。
前節の広島戦を含めて。リーグ戦は中断しちゃうし。

逆の立場で見ると、こういった内容の試合を引き分けで終えて勝ち点を取れるからこそ強いチームだと言えると思うので、中断明けのエスパルスは悪い時でもこういった戦い方が出来るようになって欲しいと思う。


【シュートの意識】
結果が出なかったとはいえ今日のようなシュートで終わるという意識はこれからも持ち続けて欲しい。

今日の試合では今までよりカウンターを浴びるシーンが明らかに少なかった。
もちろん守備陣の頑張りもあったと思うが、要因の1つとして攻撃をやりきれていたという事もあったと思う。

ちゃんとやりきれれば、カウンターを受けるリスクが低くなり、選手も全力疾走で戻ってくる回数も減り、後半になってもスタミナ切れで足が止まらず最後まで攻め切れる。
そういった好循環が生まれつつあるんじゃないかと思う。

こういった試合を引き続き見せてくれればおのずと結果はついてきてくれると思うし、前節の後半と同様に観ていて楽しいサッカーをしていたので、スタジアムを訪れるお客さんも増えると思う。


【エースの復調と相棒】
ここんとこ不調だった元紀がチャンスや決定機に絡めるなどして徐々に調子を取り戻してきているように見えた。

決定機でことごとく枠を外すなどまだまだな部分もあると思うが、ボールが収まるようになったし、前にチャレンジ性のあるパスも出せるようになってきた。

何よりも河井の怪我もあって本日先発で出場していたトシとの連携がやはりいい。
トシもセットプレーを任されたり、サイドから内に切れ込むカットインも何度か見せるなど、こちらもこれまでよりキレのある動きを見せていた。

かつてトシが不調だった時、元紀が戻ってきてからトシが復活したように、トシが戻ってきてから元紀が復活しつつあるので、この2人は文字通り"相棒"なんだな。


【次戦に向けて】
リーグ戦は7月中旬までお休みになるが、まだナビスコ杯予選が続きます。

何の因果か、この後戦う4チームは今日戦った神戸を含むリーグ戦で勝てなかったチームばかり。
勝って中断は叶わなかったが、リーグで勝てなかった借りを返してから中断期間に入れれば、それはそれでいいイメージを持っていけると思うので、ここ2試合のいい内容はそのままに、しっかり勝ち切って行って欲しいと思います。

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