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【2014Jリーグ第19節】清水エスパルス☓徳島ヴォルティスの戦評 [エスパルス]

メモリアル尽くしの中、チームに光明を感じる貴重な勝利で大榎体制初勝利!

清水エスパルス1−0徳島ヴォルティス
69分 [清]村田 和哉

【総評】
J1ホーム通算200勝、ホーム通算600G、大榎新体制初ゴール&初勝利、ついでに決めて村田くんにとっては今季初ゴール&結婚後初ゴールと何かと記録尽くしだった一戦。

前節の内容があまりに・・だったので、初勝利まで時間がかかることも覚悟していたので、それを就任わずか2試合での達成ということでTV観戦で声が出てしまうほど嬉しい勝利だった。

印象的だったのが、中を使う攻撃パターンが数多く見られたこと。
前体制では執拗とも思えるほどサイド攻撃に固執していたので、この辺りは監督の指示なのか、それとも選手が自分たちで考えて行っているのかはわからないけど、いい傾向だと思います。

前半は徳島側がサイド攻撃を警戒していたのを逆手に取る形となって、後半は指示があってか中央は前半ほど使えなくなったけど、代わりにサイドが使えるようになっていました。

これまでサイド固められると手詰まりするケースが多かったので、攻撃のパターンが増えるのはいいと思います。
あとは連携面と精度、監督コメントにもあったように裏へ抜け出す意識が高まれば・・と思います。


課題の守備面は・・・FC東京戦よりマシだったと思うけど正直まだ何とも。

何度か決定的なミスがあったり、CBが外に引っ張りだされた後に中の選手のマークがハズレてたり、途中投入されたアドリアーノに簡単に前向かせてしまったり、そもそも徳島自体カウンター狙いのチームだしするので、この試合だけでは判断できないかな。

ただ選手を入れ替えた後の試合を無失点で終えたという事はチーム、また監督にも自信を与えてくれると思うので今後に期待したいと思います。


結果的には、途中投入された村田くんのファインゴールをそのまま守り切るという試合でしたが、チーム状況を考えてもまず1勝出来たという事実が非常に大切だと思うので、まだまだ険しい道は続くけど笑って終るシーズンになって欲しいと思います。


【次に向けて】
記念すべき勝利を上げたと言っても、勝った相手は最下位のチーム。

しかも、四国は今回の台風や大雨の影響などあって満足に練習できていないと思います。
そんなチーム相手にほぼ互角の内容で辛勝、というのが残念ながら今のエスパルスのチーム状況だと思います。

この1勝をきっかけに上を目指して欲しいのはもちろんですが、まずは残留を確実な物にして欲しいと思います。

例年の結果から判断するに、残留ラインは勝ち点40付近になるので、必要な勝ち点はあと13。
あと15試合で4勝1分が最低限のノルマになると思うので、まずはそこを達成してから上を目指すような話をして欲しいと思います。


そんな中で次節の相手はベガルタ仙台。

前体制下で相性が良く、また順位も今のエスパルスより下ですが、中断明け以降は5戦1敗4分とタフな戦いを行っています。
しかも、エスパルスキラーでもある鹿島の野沢が加入し、これまで通りには行かない戦いになりそうです。

しかし、エスパルスにとっては仙台戦以降だと鹿島・鳥栖・浦和・神戸・G大阪と上位陣との戦いが続くので、ここで是が非でも勝ち点を取っておきたい試合になると思います。


とりあえずこの試合で歴史に名を刻めたので、次の歴史に向けて積み上げて行くようにして欲しいと思います。
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